2月23日 (金) [1861] 風邪
FINE, RAIN LATER
福岡は楽しかった。しかし、その前にひどい風邪をひいていて病み上がりに飛行機のって、会場でたくさんのお客さんに気をばらまいたので、エネルギーがからっぽになってしまった。どっと疲れた。食事を玄米にしてからこの一年風邪などひかなかった。多少ながら身体に自信もついていたのだが、先週、生まれて此の方病気をした事がない近所のコッコちゃん（６２歳）が生まれて初めて風邪をひいたという。ニワトリと似ているのでコッコと呼ばれている。どちらかといえばグーグーガンモもしくはハンプティダンプティだが。それもアメリカ帰りだからアメリカの風邪の菌。その風邪の菌は余程のモノだろう。鳥インフルエンザ？たまたまワシの喉がイガイガしている時にコッコちゃんと居合わせてしまった。やばいとは思ったのだが、玄米パワーはすごいはず。ところが次の日その次の日と連続で気も身体も使う出来事が起きて、そのまま高熱を出してしまった。それでも普通風邪などひいたら１週間以上は寝込む体質だったのが、４日ほどで快復した。これは玄米パワーのおかげと思っている。だが、この展覧会で、ほんとエネジーからっぽ。帰りは死んだ。今もくらくらする。
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2月22日 (木) [1860] 福岡
FINE
着物を着て展覧会会場に。久しぶりの着物でたたみ方や帯の締め方などを忘れている。あんなに何日も着ていたのに‥なんだろう？その場しのぎの学習だったのだろうか？たぶん、一年着物を着なければ着物に関する何もかも忘れてしまいそうな気がする。何事も訓練が必要なのかもね。
福岡の会場は思ったより狭いが、画廊のような空間なのでよけいな邪魔がない。とても自己表現がしやすい。
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2月21日 (水) [1859] 吉日３７
FINE
福岡の展覧会に顔を出しに。飛行機から富士山が見えた。こんな大きな富士を間近に、それもほとんど真上から見たのは初めてだ。すばらしい、とても美しい。大切にしなければいけない何かが心の中に湧き出た。三宝に繋がるものだ。
現代のこの社会のアメリカの大金持ちが「ゼロが分る人に財産を半分やる」などと公言したらしい。すきま風が吹いているんだろうね。
‥ゼロはいくら分けてもゼロだ。つまり分けられないのだ。分かったとしても頭の中はゼロだろうから分らない‥
だから、今の思考が求めるそこではないそれではないとこにすきま風など吹かない大きな楽しみがあるのではないだろうか？これは分け分らん屁理屈や夢や妄想ではない。そしてそれを悟った偉人達は一様に三宝に近い内容の事を言っている。言っているだけでなくやっている。
なのに何故に三宝を捨てるのかい？
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2月20日 (火) [1858] 吉日３６
CLOUDY,LIGHT RAIN
最近は金や名声の為にこれら三宝を捨てる者が多い。ほんとに勿体無い。慈しみもなく平気で他をいじめ害し自分は正しいと反省しない。倹約など無視して無理なリスクや借金を背負ったり、儲け話しに乗せる乗せられ騙す騙される。世界に羽ばたき先頭に立つ事ばかりの情報が先頭に立ち立ったつもりになり内容も中身も育たない。地に足がついてない。頭ばかりの世界を追っている。頭の世界の科学の最先端理論物理学の分野だって超大統一はされてないからこの社会はまだ仮の社会なのだ。そんな不確かなこの社会の先頭になる事に日々を煩わされる事はない。それにそんな事してもやはり心にすきま風が吹く。ならば、どんな世になろうと害がない三宝をわざわざ捨てることはないだろう。
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2月19日 (月) [1857] 吉日３５
FINE
ついでだから老子の三宝について。
一番目の宝は「慈しみ」とある。慈しみとは愛と近い感じかな。愛や慈しみがある人がすごい人なのに、今はすごい人になろうとばかりして愛も慈しみをもたない。愛欲はあるけど。結局、愛も慈しみもなく、すごくもない人になってしまう。
二番目の宝が「倹約」とある。最近よく聞く「勿体無い」はこれに近いね。これは倹約するからものを大切にする心が生まれ広い心の持ち主なのに、今はお金を稼いでいつか皆に施す広い心の持ち主になろうと思うばかりで倹約をしない。多少儲かっても自慢するために使うから心は狭い。結局、ただのケチになってしまう。
で、三番目の宝が先に言った「先頭に立つ事を望まない事」。先頭に立とうなどと望まない事が心を豊かに才能を伸ばせるのに、今は先頭になる事ばかりを望み憧れ、その方法論ばかり勉強するようになって心も才能も育たない。結局、根っこも中身もしっかりしない。木でもそうだが、本当のリーダーは根っこであって地上の先端ではない。ましてや花のように目立ちはしない。
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