2月25日 (日)  [1863] 吉日38

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 FINE
梅も咲き終わり、今は杏の花の甘い香りが漂っている。ロウバイから梅の花、杏、香りも春に向かってだんだん甘くなる。ユキヤナギや木いちごの枝に緑色の芽が増え、ゲンカイツツジはつぼみを膨らます。天気はいいが寒く池の水は凍っている。
さてと、話しは『吉日』に戻りまして。
「知・力」でケダモノの世界なのに、「心」の中が偽善ならどうなるか?偽善の心は企む。「正義のため、自由のため、平和のため、平等のため、民主主義を守るため、悪を倒すため」などと美辞麗句、大義名分をかかげ大衆を扇動する。今の社会だね。戦争の絶えない世の中だ。世界を一つにするどころか世界をバラバラにしている。だから武道でも芸道でも無心になれという。無心は上下左右どの方向にも自由だし平等だし、心は平和なのだ。まずは無心、そしてそこから始まる。