2月8日 (木)  [1846] 吉日24 

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 FINE
約2ケ月ぶりに断食をする。身体が軽くなるが活発ではない。庭に出て陽射しと影のコントラストを見てると自然に身体は停止し、一点を見つめたままこの爽やかな春の風景に溶け込む。とてつもなく心地よい。このまま死ねるという思いと生きねばという思いが出てくる。肝心なのは「生も死も双方とも辛くない」感じを持てるということだ。これは楽も苦も超えている感覚だ。論外の楽しみのヒントだろう。ハングリー精神というものもこれだろうね。断食の良さは普段は絶対わからない、思う事もできない、想像もできない、記憶すら残らない。論外だから思考が届かないのだ。だから誰も断食を敢えてしようとは思わない。しかし、大切だ。食うという方向でしか物事を見ないという事は世界の半分しか見えてないという事だ。世界では飽食と飢餓が存在してる。ハングリー精神とは飽食でも飢餓でもない。ちょうど中道を行く。