2月5日 (月)  [1843] 吉日21

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  FINE
「ひたすら浮き世の事ばかりを重んじ処世の工夫のみをしている」
こんな言葉を聞いた事があるがとてもいい。
国外の展覧会とか世界に出るとかいっても、今は宇宙に行く時代、たかが地球上、それほどたいした事ではない。木は花が咲けば種を飛ばす。なんでも過剰になれば自ずと外に出たがる。そんなものだ。人それぞれ。どこへ行くにしろ行った者は慢心し、行かぬ者は僻むまたは自分を卑下する。慢心と卑下は同じコインの裏表。たとえ未踏の地に行った勇気ある者だとしても慢心しているならば何からも出てない。慢心には劣等感がこびりついているから無心ではない。目が覚めてないという事だ。