もりわじん絵日記 2004. 9
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9月2日 (木)  [967]  火だるま

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晴れ、まあまあ過ごし易い事は過ごし易いのだが‥
いや〜昨夜は変な夢にうなされてしまった。昨晩、火だるまヒデからメールがあり、ワシの事を兄貴なんて呼んでいた。それでか、夢でヒデがやくざにからまれて、兄貴〜って傷だらけの天使のようにワシを呼ぶ。ところが、窯に火を入れているので、ワシは動けない‥動きたくもないけどね。少し待ってたら窯のスイッチがOFFになった。作品に貫入を入れるため4日ぐらい前から用意して置いた桶いっぱいのコーヒー。表面に丸い白カビがいっぱい出ている。作品を窯から出し作品が熱いうちにコーヒーの中にズボボ、ジュージュワ〜と入れれば作品にヒビが入り、そこにコーヒーがしみ込み、渋いコーヒー猫ができるはず。
窯の蓋を開けた。
少し冷めたとはいえまだ600度。
気をつけてはいたのだが‥遠くで、兄貴〜と呼ぶ声、あちっ!! 
ア〜ワシは兄貴でも弟でも夫でも親でも師でも弟子でも彼でもない‥
今読んでいる柳橋物語では江戸の大火事、嬬恋の風呂猫さんとこは浅間山噴火?大丈夫?のメールをうっても返事がない。二人ともダルマみたいで動きが鈍い。方や太すぎるし、方や腰が御老体。二人とも髄液出て煮凝りコラーゲンになってしまっているのだろうか?
ワシは左手の人さし指を火傷。指先で、いつまでもこんなに熱いのだから、ヒデが火だるまになった時、一体どれほど熱かったのだろう?うわぁ〜
火だるまが転がり、いたるところに飛び火したような‥あちちち‥


9月1日 (水)  [966] 季節

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 暑いが朝は肌寒く、秋の中に入っているみたいだ。
季節の中でどれが好き?
もろちん秋だ。この間花見でにぎやいだ春も、先程までの夏も、未来の冬もなんとも思わない。どうでもいい。なくてもいい。今感じるのは、まさに秋しかない。春は中近東に、夏はロシアに、冬は東南アジアにあげよう。しょうがないアメリカには梅雨を売ろう。なにぃ!もっと欲しいのかよ。じゃぁ欲張りなアメリカには冷夏と日照りと台風を安く売りましょう。
この間の大雨で、よしずを立て掛けている所のデッキに白いカビが発生していた。昨日よしずを取り外しデッキに陽を当てた。そこに、もう一度よしずをかけたいのだが、白カビが‥で解決策が浮かばない。昼飯食いながら、考えに考えあぐね、ハッといい方法が映像で浮かんだ。早速よしずをブラシで洗い乾かし、白カビデッキの上の軒に、今度は横によしずをぶら下げ斜めになるように紐で引っぱり石で固定した。
何の事はない。どこかの家でやっているやり方だ。しかし、これってすばらしい。デッキの上を歩く事もできるし、他所からの目隠しにもなるし、日陰にもなるし、風で飛ばされる事もない。それに今度は風通しがよい。これで、白カビもでないだろう。さすが日本の文化だ。とんと忘れていたが、ワシの名前はわじん、大きな夢を抱いているから大わじん、大魔神?、大和人、の中から大和魂が湧き出たみたい。
午前中、最後の粘土いじりをし、午後から窯入れ絵付け。招き猫にも大和魂が入り込んだみたいなので、夜、新作ちびっとの原型を粘土いじりする。ちびっとは7年ぶりぐらいだろうか?年末には新作披露できるだろう。いいね、今日はいたって順調だ。


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