9月30日 (木)  [992] 自然体

20040930-1.jpg

 いい天気だ。久しぶりの快晴。
じめじめ、猫のしっこ臭かった洗濯物や布団その他を外に干す。台風がくるというので取り外しておいたよしずや簾を元に戻す。濡れたままのものはあっという間にカビるからね。庭に出てこんなことしていると隣近所の人たちの気配を感じる。ワシ、いい人止めて自然体になってから道路の枯れ葉を掃除してない。別にこれといって悪さ企んでいるわけでないが、枯れ葉について自分が言い訳告のが面倒だから、なるべく顔を会わせないようにしてる。そのことが、却って挙動不審だ。聞く耳持っている人には説明もしやすく意見の交換もできるが、聞く耳持って無い喧嘩腰や頭固まった人は面倒だ。分からず屋を説得しても、後味も悪い。なつかれても嫌だし、何かといえば仕返しをしてくるやも知れぬ。
自然体でいるってのは例えていえば裸で暮らすようなもんだ。常識人にはアホのバカの変態の人非人。鼻垂らしてるガキがいなくなったこの社会だもの。子供は風の子自然の子ではなくなっている。子供だって自然体は困難な世の中なんだよね。そもそも、おっぱいだして赤ちゃんにお乳やる光景も見なくなった。赤ん坊のうちから自然体ダメ。あまりにも当り前だと云わんばかりの信じ込んだ常識で自然を排除するから、そのしわ寄せ鬱憤が子供に伝染し引き蘢りにはなるわ、切れるわ、大人顔負けの犯罪までしてしまう。人間なんてのは、服脱ぎャ、どいつもこいつもそれほど違わない毛のないサルだ。文明人様様で身の回りきれいに飾るのもいいが、文明人とてヘもすりゃクソもする。基本は自然体ということを胆に命じ、程々にせんと、ギスギスして住みにくいどー。
世田谷住んでた頃、プール行くんだと海パン一丁履いてタオルだけ持って裸で電車乗ったもんだ‥今思えば、恐ろしい自然体だったな。よし、今日は天気がいいからパンツ一丁で過ごそうっと‥‥まぁ〜下品