もりわじん絵日記 2003. 2
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2月8日 (土)  [451] ふんばり

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ン〜調子がわるい。
この間、夜遅くまで起きていて食生活が乱れ、ウンコの出が悪くなった。
それで、思いっきりふんばってしまったのだ。
お尻の穴の左奥が鈍く痛む。
この痛みは2年前にもあり、その時の方がひどかった。
あの時は、左足太ももも痛くゲリも続き、あ〜こりゃやばい病気かなぁ、いやいやながら病院いったら、痔、それもかなりひどい。
お尻の穴には太い血管が3本あってこれが切れたり炎症起こしたりする。
1本はすでに何年も前に手術して無いから、残りあと2本とおさらばすることに。
手術とあいなりました‥しかし、懲りないのう、ワシ、アホや。
ところで、ほんとに、ワシ、血管が軟弱なんだなぁと思う。
手術して3日後に止血していたガーゼを抜き取って、あとはゆっくりケアしていくのが普通だが、ワシ、止血したはずの血管が破れ、血管を結ぶため再手術。
それも、え〜!!!麻酔なし。
「ハイ、押さえて!」
麻酔を打つと血管の周りが腫れて結べないらしい。
結紮手術というのだが、ピンセットで血管を引っ張って紐で結ぶ。
これが、痛いに決まってるジャン、ギャァー!"**
ガーン、死んだね。
たら〜ッと冷たい汗が流れ、手足がしびれ、大声をあげてしまった。
「ハイ、終わりましたよ、あれしか声をあげなかったのはあなただけよ、強いのね、チュッ」
ほんとかよ、みんなに言ってんじゃない?
その後三ヶ月ぐらいは大変。
お尻の穴がないようなものだからウンコが我慢できない。
あ!ウンコ、と来たら、もう出る、だから外にもいけず、ベッドの中でず〜ッと死後の世界を彷徨っていた。
その後、死んだワシは絵日記を描き始め、生きることのほんとうの美しさを伝えるのであった。
ところが、もう、お尻の穴はバッチシと高を括り気張るワふんばるワ、もともと強くはない尻の穴、その周辺に悪さがひびいたのだろう。
ふんばり禁止だね。


2月7日 (金)  [450] 渾沌の道

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春みたい、あったかいです。
昨日風呂屋の帰りに福寿草を買った。
黄色くて力強い感じ、この寒い時期に咲くんだもんな。
梅の鉢植えの花が2輪だけ咲いているので隣に福寿草を置いて眺めながら外で朝飯をとる。
こうやって冬の庭を眺めていて、このかれたような土の下に沢山の草花の種や芽がじっくりじっくり成長しているのかと思うと不思議だ。
大地というのは冬かれて色気もないままズ〜ッといて、春になると人間が温室で作った草花や木を植えて初めて、ハイ、春で〜す、となるような気がする。
そうではないと知っているのだが、知識というものはなんでもかんでも結論を出すのが得意なので、風景を静止したものとして捕らえがちなのだ。
全ては一瞬の休みなく変化成長している生命だとは受け入れていない。
また、自分を大自然から切り離して捕らえているせいもあるだろう。
人の右手と左手がその本体といっしょであることと同じで、自然と人間の本体はいっしょなのだ。
なのに、バラして考えるから人間は違うと自惚れ余計なことをやる。
大地とは、人間が何もしないでもじわじわじっくりしっかり草木を育み動物や人間に食料を与え、間違いや傷を自ら治癒する。
育てるのは大自然がやり人間は時々手伝う。
人間はどうあがいても、育てられている側なのだ。
そうむやみに自然を破壊したり争ったりしてぐちゃぐちゃにしてはいけないのでは?‥程々に。
それでも大自然はなんも言わず我が道をゆく。
ヨンダイも玉無しになった。
僕が猫だとして、どっかの家に拉致されたとする。
そこでは、その家のルールに従うよう躾されるが、自由が最高とやんちゃで反抗的、しまいに去勢され玉無しにされる。
それでも、僕は玉など生まれつきなかったものとしてかえって気楽に生きて、人間のように招き猫作りなんかではなく本物の招き猫に成れるだろうか?
ポッチーもヨンダイも玉とられようがなにされようが、しぶとく我が道を生きてくれ。
どうせ、だれだってなんだって不完全なのだから‥だから完全だ。
渾沌(大自然)は我が道をゆく。
その道を、部分である人の知識は知るわけがない。


2月6日 (木)  [449] 安心

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今朝は実に気分がいい。
天気が春のように爽やかであることはもちろん、昨日みんなに匿名ワクチンメールをしたからだろう。
いいことでもしたと思っているのだろうか?
人が何か言ったりしたりする場合は、自分の名声や利益や賞賛などを目的でやる。
だから人のやることといったら結局自己宣伝で、内容は自己宣伝のための道具になってしまい希薄になる。
たとえ、自己を隠して何ごとかをしたとしても、だれがしたのか?が興味の対象になって逆自己宣伝ねらい、大切な本質がまたしても希薄になる。
大切なのは、自己宣伝抜きの行いなんだけど、結局だれもできない‥
それにしても、気分がいいので、朝から温泉に出かける。
ア〜露天に入り日射しが左の頬に当たる。
ア〜お湯のチャポチャポの静かな音が心地いい。
じいさんふたりが話している。
何の話しかと思えば、墓の値段に付いて。
風呂から上がり座敷にいったら、なんと!人がわんさ。
年寄りだけかと思ったら若者もいる。
今日は平日、それも午前なのに?
テレビなどでは、人々は忙しく働いていてゆとりがなくほんとに心底のんびりなどできない、というように思い込まされていたが、嘘みたい。
よくよく考えてみれば、テレビなどの情報がなければ、ワシの目に入る人々の暮らしはせかせかしてるものなどいないような気がする。
一部分のせかせかしてる考えがテレビに情報出して欲しがるものいっぱい見せつけて一生懸命忙しいが美しいを押し進めているから、あおられて忙しいのが普通だと思い込んでるだけかもね。
となりのもうすぐお墓の大年寄りばあさん4人、こちらはどんな話しかと聞き耳立てれば、なんと!葬式の費用と財産をどう使うかの話し。
国もそうだが、人間は死ぬまで明日のお金の話しをして過ごすのだろうか?
夕方散歩するが、なんだろうと気になって山道に入ってしまい、入ったはいいが帰るに帰れなくなり大汗かいて山の頂上に着いてしまった。
が、今度は下り、ぬかるみで転び真っ暗で心細く前がよく見えない、ワシこのまま山から出れなくなるのではとドキドキしてしまった。
人家が見えた時はほんと助かったと思った。
ア〜これが安心というものなのだろうか?


2月5日 (水)  [448] 知ったかぶり

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人間のこの戦争に向かう思考及び知識というものは、ほんとに自己中心的です。
だいたい知識や科学が何をしたというのだろう?
何もしていません。
乗り物やその他いろんなものを作ったが、ちょっと死期を遅くしたか早めたかのどちらかでしょう?
基本的には何も変わっていない。
動物を殺して手づかみで食っていたものが、文化文明といって箸やフォークを持っただけ。
あいも変わらず食ってるものは自然からの頂き物。
大自然に飼われてるんじゃん。
飼われていることに気が付きたくないものだから、自然から自立したんだって意地張りたい為に箸やフォーク持ってるだけ。
宇宙に出かけたというけど、まだ大宇宙という檻の中だし、ほんのチート動いただけだろう?
クローンなどといって人は神になったなどと豪語してるけど、もともとあった卵にもともとあった遺伝子かなんか掛け合わしただけで、何もしてないじゃん。
あいも変わらず、その細胞が育つのは自然の働きで、人間は見てるだけでしょう?
だーから、その人間の思考や知識で戦争して悪を正そうとしてもダメに決まってるじゃない。
たぶん、かえってまずい世になるか、人類の死期を早めるのではないだろうか?
人間は、知識を持って自己を主張し全てを破滅に向かわせる。
ところで、この知識というもの‥二つあります。
ひとつはすでに知ったこと、もうひとつはこれから知ること。
だから、知れないものなどない、なんでも知っている。
なんでも知っているからなんでもできる。
なんでもできるという自惚れが、大切な美しいものを全て壊す。
しかし、良く考えれば、人間は何かしたわけでないのだから、何も知ってはいないのです。


2月4日 (火)  [447] 戦争

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曇りで寒いが水鉢は凍っていない。
スペースシャトルが一瞬のうちに爆発してみんな死んじゃった。
飛行士さんのお父さんお母さん兄弟友人みんな泣いていた。
ほんとに可哀想なことだ。
どこに自分の子供が死んでもいいなどという母親がいるだろうか?
よほどトチ狂ってない限りそんな親はひとりもいない。
なのに戦争だってよ!
親共はみんなトチ狂っているのかい?
戦争ともなれば、だれかが必ず死にます。
それはひとりやふたりではありません。
今回の事故より数多く死にます。
その死ぬ人たちにも母親がいます。
何故、その母親達は自分の子供を戦争に参加させるのでしょうか?
賢しらな説明や御国のためとかなんとか言って、一番大切な深い所に美しくある本心に嘘までついて、殺したり殺されたりするのでしょうか?
御国のためや復讐のためや国取りゲームのためや何かのために子供を生んでいるのでしょうか?
そんなもののために子供を育てたのでしょうか?
これでは子供は復讐や御国のための道具ではないだろうか?
みんな騙されているんですよ。
同じように母から生まれた子なのに、偉そうな指導者も頭の良い学者も政治屋さんもだれも当り前の事に気付かない。
当り前の事も解らぬそんな人たちの言いなりになる必要はないのです。
おどされたり説得させられたり騙されたり僅かなエサでつったりして戦争に参加するようにしむけられているのです。
こんな方法しか選ぶことができない政治屋や学者は、権力や頭脳はありますが、創造力がないのです。
創造力のないものはたとえ豊富な知識を持っていても無知です。
…母が自分の子供を死なせるようなことは、なんであれ、真理ではありません。
どんな人間も母から生まれているのです。
だから、だれにも、戦争など必要ないのです…
復讐や御国や理論はただの幻です。


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