2月6日 (木)  [449] 安心

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今朝は実に気分がいい。
天気が春のように爽やかであることはもちろん、昨日みんなに匿名ワクチンメールをしたからだろう。
いいことでもしたと思っているのだろうか?
人が何か言ったりしたりする場合は、自分の名声や利益や賞賛などを目的でやる。
だから人のやることといったら結局自己宣伝で、内容は自己宣伝のための道具になってしまい希薄になる。
たとえ、自己を隠して何ごとかをしたとしても、だれがしたのか?が興味の対象になって逆自己宣伝ねらい、大切な本質がまたしても希薄になる。
大切なのは、自己宣伝抜きの行いなんだけど、結局だれもできない‥
それにしても、気分がいいので、朝から温泉に出かける。
ア〜露天に入り日射しが左の頬に当たる。
ア〜お湯のチャポチャポの静かな音が心地いい。
じいさんふたりが話している。
何の話しかと思えば、墓の値段に付いて。
風呂から上がり座敷にいったら、なんと!人がわんさ。
年寄りだけかと思ったら若者もいる。
今日は平日、それも午前なのに?
テレビなどでは、人々は忙しく働いていてゆとりがなくほんとに心底のんびりなどできない、というように思い込まされていたが、嘘みたい。
よくよく考えてみれば、テレビなどの情報がなければ、ワシの目に入る人々の暮らしはせかせかしてるものなどいないような気がする。
一部分のせかせかしてる考えがテレビに情報出して欲しがるものいっぱい見せつけて一生懸命忙しいが美しいを押し進めているから、あおられて忙しいのが普通だと思い込んでるだけかもね。
となりのもうすぐお墓の大年寄りばあさん4人、こちらはどんな話しかと聞き耳立てれば、なんと!葬式の費用と財産をどう使うかの話し。
国もそうだが、人間は死ぬまで明日のお金の話しをして過ごすのだろうか?
夕方散歩するが、なんだろうと気になって山道に入ってしまい、入ったはいいが帰るに帰れなくなり大汗かいて山の頂上に着いてしまった。
が、今度は下り、ぬかるみで転び真っ暗で心細く前がよく見えない、ワシこのまま山から出れなくなるのではとドキドキしてしまった。
人家が見えた時はほんと助かったと思った。
ア〜これが安心というものなのだろうか?