もりわじん絵日記 2003. 4
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4月12日 (土)  [513] まっさら

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かなりぐっすり深く眠りました。
今日は曇り空でなま暖かい。
西の歩道と庭に入るところが急に坂になっているので、そこに枕木で階段を作る。
枕木をヘトヘトなりながらノコギリで切る。
歩道に120cm80cmを並行に埋め階段第一段として50cmの枕木を置く。
ところが土の上にただ置いただけなので、ぐらぐらする。
ささえる杭を打つ事に‥なんかハイキングコースの山道みたいなってしまった。
ここから上ってキッチンガーデンに入り、左に曲がり池、それを通り過ぎると芝生で桜の木となる。
階段全部作る前にキッチンガーデンの土を掘りゆずの木を移植し、ここも平らにして池の高さと同じにするつもり‥今度ね。
実は今日は最後の花見をするつもりなので、その準備をせねば。
今日は舞散る桜吹雪見となりましょう‥けっこう好き。
しかし、雨が降りそうなので芝生はやめてデッキの上によしずを広げ、その上にテントをのせる。
その下にバーベQコンロを作る。
なんと、けっこういける‥これなら今度から雨の日だって外で食事ができるわけだ。
今日で三度目の花見だが、毎回違ったところにコンロがあるから変化があって、それなりにいつも楽しい。
花見に来た知人はワシがコンロを壊しブロックなどを片付けているのを見て、据え置きにすればいいのにと言った。
昔はワシもそう思っていたが、いつもまっさらな空間にしておいて、そん時そん時の用に応じていろいろ作るのが心地よい。
頭も心もそうです。
いつもからっぽにしておいて用に応じて知を使ったり情を使ったり、終わったら片付けからっぽにしないと。
さて夕方から人々はやってきて、からっぽの庭はにぎわいでいっぱいになった。


4月11日 (金)  [512]  一角猫

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やはり、祭りの夜は興奮してるのか、ほとんど眠れず。
朝、昨日の花見の庭のあと片付けをし、泊まっていった人らとサンタフェに。
‥なんか、いつものコースのようになっているね。
次にレンガハウスに行く。
ザバちゃん、今度ベトナムフォーの屋台をやるというので、いろんな香草を仕入れる。
昨日の夜はザバちゃんがフォーを作ってくれた‥かなりうまかった。
レンガのあと、ハックルさんが手掛けたお店で昼飯を食い駅まで送って、屋台大繁盛願って、またね〜。
帰ったら疲れがどっと出て、眠い、目がしばしば、頭モワ〜、だるい。
式神猫をいじっていたら、チャイが喧嘩してキズだらけで帰ってきた。
右目の周りはかなりひどいが毎度の事。
びっくりしたのは、どうなったらこうなってしまうのか?左上の牙が左のプクプクを突き破ってはみ出てる‥あ〜痛々しい。
普段の調子いい自分なら、チャイ、お前は一角か?などの冗談を飛ばすのだが、今は体調がダウンしてるので、マイナスの方向にばっかり考えてしまう。
そんなんだから、チャイを見るのが辛い切ない、オロオロ。
‥調子悪い時に何かしでかそうとしても、調子悪い頭が考えたアイデアだから良いわけがない。
やはり、いつも調子を普通にしておかないと、モノをきちんと見れなくなってしまう、と気付く、気をつけないとね。
ところで、一角というのは鯨の仲間で体長5m、頭の真ん前から2mもある角が突き出ている。
これはサイなどと同じような角かな、と思っていたが、歯が口の皮膚を突き破って飛び出てんだって。
子供とメスにはないから、オスが成長するにつれ突き出るもの。
一角の青春時代は痛くて痛くて辛いけど、いいことも‥
目の前にきれいな彼女が現れ、はじめまして、と一歩前に出たら、もう突き合っているわけだもん。


4月10日 (木)  [511]  喜常

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はれ〜だ〜
やったね!桜満開。
この間の花見で、芝生はぐちゃぐちゃ、家の中はわやくちゃ、騒ぎ過ぎで眠れないので頭はボケボケ、身体はゲロゲロ、次の日は気持ち悪いで、もう花見なんかいいや、と思ったのはほんのひとときで、今日も花見&庭展なのだ〜
朝、昨日作った北の歩道をちょっと手直しして、あとは花見の準備のため家の中かたづけたり掃除したり玄関に植物飾ったり‥
この間の花見でもういいやと思うと同時に前向き志向も吹き出て、この間の欠点を学習して、今日は新たなバーベQコンロを作ろうと楽しみはじめる。
とにかく陽が落ちると寒いので、コンロを長く火を置くところを1m50ぐらいに横長にとり、それを囲む感じにして、みんながなるべく火の周りに座れるようにする。
これだと、焼いた食べ物もみんなにすぐにいき渡る。
でも、この間はイスに座って使用するコンロであったが、今回はコンロがかなり芝生に近く低くなる。
せっかく敷いた芝生が熱でダメになってはいけないので、ベニヤを敷きその上にレンガそしてブロックを置き、その上に炭を置く。
周りにビニールシートを敷き座テーブルを置く。
夕方から人が来たので、火を入れる。
この間は、小枝とか新聞紙でやっとこ火種を作ったが、よくよく考えてみれば、ここはアウトドアとはいえ、すぐそこが家の台所、ガスコンロで炭に火を熾せばいいんじゃん。
なぜ、この事に気付かなかったのだろう?
気分は野外バーベQなもんで、その気になっていたのだろうか?
ぽつりぽつりと人は集まり、にぎやかに楽しく、今日は差し入れがうまいものが多かったのでヨカヨカ。
夜中まで、騒ぎました。
疲れたけど、ワシはなんでも常に喜ぶのじゃ‥略して喜常(キツネ)


4月9日 (水)  [510]  新しい目

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もう朝早くからTシャツ着て北の歩道に枕木を敷く。
2mを2本120cmを4本40cmを2本。
土掘って枕木敷くのは少々慣れたせいもあってあまり力がいらないのだが、ノコギリなんだよね〜問題は。
電ノコが切れ味悪いのでノコギリだけでやってんだが、これは体力勝負なもんでヘトヘト。
まあ、一応北のところの枕木は終わり、パイプがあるところには大石置いて水撒いてきれいにしておしまい。
これで、北と西の歩道はできあがり、この上を歩けば、畑仕事したあと泥がそこいら中につく事も少なくなるだろう。
よし、と池のベンチに座り、ホッと一息、メダカを眺める。
また一匹怪我しているのが泳いでいる。
この間2匹死んだ‥一体なんなのだろう?
ヨンダイか?ポッチーか?アメンボ?それとも池の中にハゼ・ヤゴ・オタマ、ワケわからんやつがいてメダカ狙ってんだろうか?
昼からパソコンでプリントアウトしたインニャンマークを鋏で切り抜く。
ずーっと手元を見て切り抜いているので、遠くがぼけて見えない。
近くを見たり遠くを見たり交互にしないと目が悪くなると聞く。
人はもっと近くを見ようと顕微鏡なる新しい目をあみだし、もっと遠くを見ようと望遠鏡なる新しい目をあみだし、今や電子顕微鏡、赤外線望遠鏡、もっとすごい新しい目まであるんだろうなぁ。
肉眼で見て、そうだと信じていたものが、新しい目で見る事によってまったく違っていたり、何もないと思っていた空間にいろんなものが詰まっていたり‥
もしかしたら、もっと違った新しい目で見たら、人間はただのこの空一面に漠然と広がる空気の単に密度の濃い部分かもしれない。
人間はあの広い海の水をいろんなところに運ぶために生まれた、陸・空・宇宙まで生きたがるただの袋かもしれない。
どの海の水が正しいかで、オイルまいたり、爆弾落としたり、核実験したりして戦っている者共がいるが、どれも同じ海の水を体内に持っているのだから、だれが正しいわけではなく、海の水がわれらなのです。
海の水を汚さない事が正しいのでは?


4月8日 (火)  [509] アフリカの太鼓

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朝からすごい雨だと天気予報は言っていたような気がしたが、まだ雨は降ってないので庭造り。
枕木を歩道に敷くため穴を掘る。
ところがトナリーの下水パイプが出てきた。
下水工事がまだ終わってないので、枕木敷く事が出来ないジャン。
3月末には終わるような事言ってたのにな〜まったく。
仕方ないので、ここは今のところ石を置く事にして、北の畑の前の歩道に枕木を敷こうと土を掘る。
ところが、またパイプが出てきた‥これはうちのパイプ。
パイプを避けて土を掘る、汗をかく。
いつも通りの労働をしているので、一昨日の桜の宴がなかったような夢だったのかしら、と感じる。
今日は枕木長いの4本、半分の120cmを2本敷いて終わり‥空も曇ってきたし。
花姉さんがやってきて、この間作った渾沌さんの棺の花飾りを再チェックし、ばらけないように止めに入る。
その間下地塗りをばんばんやる。
この下地塗りというのはなんも考えないただの作業、ペタペタトンペタペタペタペタペタペタトン‥
アフリカの太鼓を聞いているように楽にィ楽にィなってハマってとけてゆく。
いつまでもいつまでもやっていたくなる。
あ〜こういう単純労働好きだなぁペタペタトン。
そういや庭の土掘りも、ただひたすら掘るわけで、これもいい。
花姉さんが終わったので見に行く。
この間の花々が立ち上がりしっかり活き活きした感じ。
ガラスのフタをして見てみたら、今回はこの間と違って静寂が出ない。
フタをとった方が心地よい雰囲気が流れる。
この間は頭の中ににぎやかなジャングルの風景があったから、ガラスの質感でフタをする事でその頭のイメージが無になり静寂が訪れたのだろう。
今は頭に何もないので、中庸に向かったのかもしれない。
花々は見事にきれいです。


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