4月9日 (水)  [510]  新しい目

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もう朝早くからTシャツ着て北の歩道に枕木を敷く。
2mを2本120cmを4本40cmを2本。
土掘って枕木敷くのは少々慣れたせいもあってあまり力がいらないのだが、ノコギリなんだよね〜問題は。
電ノコが切れ味悪いのでノコギリだけでやってんだが、これは体力勝負なもんでヘトヘト。
まあ、一応北のところの枕木は終わり、パイプがあるところには大石置いて水撒いてきれいにしておしまい。
これで、北と西の歩道はできあがり、この上を歩けば、畑仕事したあと泥がそこいら中につく事も少なくなるだろう。
よし、と池のベンチに座り、ホッと一息、メダカを眺める。
また一匹怪我しているのが泳いでいる。
この間2匹死んだ‥一体なんなのだろう?
ヨンダイか?ポッチーか?アメンボ?それとも池の中にハゼ・ヤゴ・オタマ、ワケわからんやつがいてメダカ狙ってんだろうか?
昼からパソコンでプリントアウトしたインニャンマークを鋏で切り抜く。
ずーっと手元を見て切り抜いているので、遠くがぼけて見えない。
近くを見たり遠くを見たり交互にしないと目が悪くなると聞く。
人はもっと近くを見ようと顕微鏡なる新しい目をあみだし、もっと遠くを見ようと望遠鏡なる新しい目をあみだし、今や電子顕微鏡、赤外線望遠鏡、もっとすごい新しい目まであるんだろうなぁ。
肉眼で見て、そうだと信じていたものが、新しい目で見る事によってまったく違っていたり、何もないと思っていた空間にいろんなものが詰まっていたり‥
もしかしたら、もっと違った新しい目で見たら、人間はただのこの空一面に漠然と広がる空気の単に密度の濃い部分かもしれない。
人間はあの広い海の水をいろんなところに運ぶために生まれた、陸・空・宇宙まで生きたがるただの袋かもしれない。
どの海の水が正しいかで、オイルまいたり、爆弾落としたり、核実験したりして戦っている者共がいるが、どれも同じ海の水を体内に持っているのだから、だれが正しいわけではなく、海の水がわれらなのです。
海の水を汚さない事が正しいのでは?