4月24日 (木)  [525] 花娘

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はよから起きて、もう仕事。
まずは、窯の中の式神猫を取り出しチェック、OK。
こんとん猫の足に釉薬付けをしはっ水剤を塗り、ひとまず庭へ。
体操をし、のんびり庭をひとまわりし、イチジクを一文字仕立てにする。
隣の家に70cmぐらいのぐねぐねした2種類の木の鉢植えがあったので何かと聞いたら藤で植えてから20年も経つという。
エー!20年。
藤は伸びが早く他の木に巻き付いて大変だからと聞いていたので、毎日毎日見張ってないとウルトラQの植物のようになるのではと思っていた。
こうやって鉢に植えて栄養を少なくして育てれば、けっこう美しい樹形に仕立てる事もできると知り怪獣藤の木をやや掌握したように感じた。
そういえば、ケヤキやイチョウにしても25mぐらいの巨木になるので庭植えは問題ありと聞いていたが、いざ植えてみると、そう見る見るうちに伸びるものではない。
たぶん植えるだけ植えて仕事に追われ庭の木の事も忘れ、ふと息抜きに何年かぶりに庭を見たら巨木になっていて、それでも放っておいて家が木に食われ、初めて巨木はイカン、になったのではないだろうか?
隣のおじさんに藤の枝を貰い挿し木にする。
うちにある藤は塀にからめるエスパリエ仕立てだから、この貰った藤は庭の駐車場の上に棚仕立てにするつもり。
種類が違うと云うので、どんな花なのか楽しみだ。
ちゃんと根付いてくれよ。
さて、こんとん猫の全体に釉薬付けをし窯に入れスイッチON。
今日は、ワンタ、昨日の事もあったので早くにやってきた。
よーし、整った、びしびしやるぞー。
絵付けの色模様第一段が終わる。
和菓子のような色合いで、一点一点顔が違うので、華やかおもしろい。
庭を花畑のようにしているので、ワシの中から女性的な花娘かなんかが出てきて作品も花畑のようになったのだろうか?
男の自分と花娘が混じり渾沌のようでおもしろい。
絵付け模様第二段もいつもよりカラフルに自由に塗りまくり終わる。