もりわじん絵日記 2004. 6
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6月30日 (水)  [909] シャーマン

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お〜雷雨だ!
昼から打って変わっての快晴。
1週間前の台風の時、富士山の朝霧高原に沖縄の神人、アイヌ、ネイティブアメリカン、イヌイット、ハワイ、アイルランドのシャーマンなどが集い世界平和を祈願する儀式があって、それに出かけたシーマサがやってきた。
なんと台風なのに3000人も集まって、みんな手をつないで輪になって儀式をやったんだって。
へぇ〜3000人とはすごいなぁ〜そんなに大勢どこから湧いてきたんだ‥けっこういるんだその手の人間って。
輪の反対側は霧で見えないから、見えないものと繋がっているってのが神秘的だった。
自己紹介で一人のおばさんが、自分がアンドロメダ星雲と繋がっていると言っていた。
他の人もどっかの星と繋がっているなどと平気で普通にしゃべっていた。
大雨でテントは水浸しで寒いワで大変だったが、近くの温泉にいって、風呂入っていたら、どこからともなく野太い「オーム」という音が響き、かと思うと風呂入っている人々がみな「オーム」を奏でたら、隣の女風呂からも「オーム」の音が聞こえ、風呂場はアンドロメダ温泉になった‥
‥このオームというのは巷で世間を騒がしたセンスのない集団の事ではなく、もともとチベット密教にあるもので、聖なる音の事、空域に入る不思議な力があるとされている、らしい。
いや〜楽しいお人たちだね。
星と繋がっているってのがいいね。
大抵の人は狭い世間、会社や家庭、なんたるかの組織、国、金や名声や争いやゴシップなどと繋がってあくせくしている‥繋がっているというより、むしろしがらみでがんじがらめ。
一般の人たちは星と繋がる変わり者を敬遠しバカと思うだろうが、どうせ繋がるんだったら星の方がいいような気がする、のびのびしていて争い事も無さそうだし。
‥でも、手をつなぐのはいやだな。


6月29日 (火)  [908] 入道雲

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はれ。
ア〜頭が痛い。
今日はキッチンテーブルの歪みやズレ、その他気付いたところを直す。
やはり、そう簡単にはピタっといかない。
こっちが決まるとそっちがずれる。
まあ、少しずつここはいいやと妥協せざるを得ない気持ちになって諦め思い残すことなくすっきり、がっちりネジ止めする。
この時だ!
ガツンと壁から飛び出た食器棚にかなり強く頭の右側をぶつけてしまった。
バリリと音がしたので、頭蓋骨が砕けたかと思ったが、食器の揺れる音だった。
あ〜くらくらする〜
すぐに冷やしたが、こぶが出てきて頭の皮膚がひっぱられつっぱって、まばたきしたり振り向いたりするたびに、ズオンってな感じに鈍い重みがくる‥大変心地悪い。
少し休んでからキッチンテーブルをおおよそ完成させた。
あとは、この天板の上に後々タイルを貼るつもり。
しかし、この間はコーヒー脳卒中で内側から脳やられ、今日は外から打撲一撃で脳グラングラン。
ア〜ほんとに心地悪い、痛い。
そういや、子供の頃、机の上から床に飛び下りようとして頭のてっぺんを鴨居に思いっきりぶつけた。
あの時、舌でも出してたら死んでただろう、と思うと運がいい。
あれ以来、頭のてっぺんが飛び出ている。
このように同じような痛いことから始まり心地悪いことをいっぱい思い出す。
暗い時子供の頃は暗かったと感じたり、つらい時は生まれてずーっと辛かった、女にもてない時は生涯女とは縁がない、などと本気で思ってしまう‥
そのまま、その感情を底辺に自分を育てれば、本質から遠ざかりねじれた自分になる。
人間を中心に考えたら何も見えなくなる。
空には梅雨が明けたような、子供の頃よく見た入道雲がかっこよく、あ〜ずうーっと雲を見て暮らしたいなぁ〜


6月28日 (月)  [907] ジャガイモ

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明るい曇り空。
こんな天気はかなり眠い‥いつも眠いけど。
のんびり起きて、アトリエ掃除して庭の草むしり。
さて、ジャガイモの葉が枯れてきたので引っこ抜く。
ポロポロポロっと芋づる式の言葉通りジャガイモが出てくるはずなのだが、そう単純ではない。
スコップなどで掘ったらジャガイモに傷がつくといけないので、手でほじくる。
ワァ〜今年はいっぱいできてる、天気良かったしなぁ‥
しかしこんなにあったとは‥
去年は雨降り続きだったためかほとんどダメで、できてても腐ってたりしたが、今年はジャガイモが固く大きく出てくるたびに嬉しくなる。
大汗かきながら土からの恵みに感動。
お百姓さんのすごさ喜び至福に感服だ!
うちのジャガイモ畑は約1坪、畳2枚分、とれたジャガイモが16・、みかん箱2つぐらい。
ま、うちとしては大豊作だね‥夕食はジャガイモづくしで乾杯だね。
ところで庭にブドウの実を発見したのだが、これは去年植えたもの、実がついているということは花が咲いてたということ。
毎日毎日庭いじりしてしっかり眺めているつもりになっていたが、花など咲いているのトント気付かなかった、ちゃんと見てないんだね。
…人間の目に見える光線は30%、使ってる脳は脳全体の30%、陸は地球の30%、酸素は空気中の30%‥
ワシはこの庭の30%しか見えてないのかもしれない。
見えてないからこそ、驚きや感動や喜びがある。
昼前、友人のコーヒー先生から炒ったばかりのコーヒー豆が届いた。
コーヒーの飲み過ぎは動悸・目眩・吐き気を起こす。
この間の脳卒中もどきは、やはりコーヒー飲み過ぎだね。
昼飯後にさっそく炒りたて引き立てのコーヒーを一杯だけ飲む、、さすが旨い!


6月27日 (日)  [906] 空福観猫

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くもり。
なんか、こんなふうに思う。
頭の悪い人ってのは自分の事しか頭にない、身勝手、それがやや過剰に出易い。
頭の良い人ってのは時間空間をよく知っている、身勝手が出難い。
例えば住居がある、家ってのが頭が良く、家の事など無視して住んでいる人ってのはわがまま頭が悪い。
もう少し広げて言うと、地球ってのは頭が良く、地球の事など無視して住んでいる人って偉ぶってて頭が悪い。
もっと大きく言うと、宇宙は頭が良く、宇宙の事など無視して住んでいる人って頭が悪い。
もっといってみよう、あらゆる総ては頭が良く、あらゆる総てなど無視して住んでいる人って頭が悪い。
もっともっと大きな意味で言うと、あまりに大きすぎて何も感じ取れない程大きいから何もないようだ、は頭が良く、何もないスッキリした空間の事など無視して詰め込んで腹一杯の自分を求めて住んでいる人って頭が悪い‥無知ムチ腹。
所詮、自分だけの喜びなんて、全時間空間の喜びに比べたら泡だよね‥パチン‥
今日はキッチンテーブルのペンキ塗りも終わり、庭から台所に運び組み立てる。
床のテラコッタタイルがでこぼこなので多少の歪みやズレが出るけど、天板が丈夫なのでがっちりしていてまあまあ宜しい。
少し直しとかがあるので、ネジ止めは後回し。
さて、粘土いじりだが、脳卒中もどきで湧いて出たイメージの作品をいじる。
お腹に穴が空いていて中が風呂になっている。
中は猫が洞くつ風呂に入っている感じ。
背中には丸い穴が空いていて、それが前から見ると満月に見え月見風呂って感じ。
暫く見てると、風呂の中の猫の頭の上後方の満月が猫の後光に見えてくる。
何もないお腹の中に湯ったりした静けさがある‥これがからっぽで無知も無い空福観だろう。


6月26日 (土)  [905] 脳卒中

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くもり。
あ〜死んだ。
よくわからん妙な世界からなんとなく生き返ってきました。
まだふらつくわ。
とにかく大量の小便が出たのに何も飲む気がしない、もちろん何も食ってもいない。
げっそりとしながらただただ横になっていただけ。
ぐっすり寝てスッキリしたという程、寝てもいない。
なんだったんだろう?
昼過ぎ、頭くらくらするところに、あいも変わらず元気バリバリハイテンションの倉敷三越のサブチャンからTELあり、昨日死にそうだった話しをしたら、それは軽い脳卒中じゃろ、といわれた。
あ"〜脳卒中ー、そんなもん、ワシとは縁のないものと思っていたが、そういうのもありなんだよね‥
そうなのかー、この間のいきなりの過酷な自転車乗りで神経切れたかな?
どうすりゃいいの?って聞いたら、ザリガニ釣りにいけばいい、だって‥
脳か〜、いわれてみりゃぁ、昨日横になりながらイメージで作った粘土作品だけど、身体に変な穴があいている作品だった。
脳のどっかの神経が切れて、ボコッと穴が空いたからだろうか?
でも、おかげで、今までにない面白そうな予感をさせる作品になりそうだけどね。
昨日のあの苦しみは、脳神経切れてまで新作を出そうとする産みの苦しみだったのだろうか、作家魂かな。
それにしてもあんな苦しいの嫌だから、作家もほどほどにしてザリガニ釣りに行こうっと‥脳の足りない子供のように。
ん!どうせなら鮎釣りとかの方がいいな、食えるし‥


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