もりわじん絵日記 2003. 9
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9月4日 (木)  [641] むちゃくちゃ

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今朝は小雨降り涼しい。
さて、絵付けでも始めるかと、昨日テーブルの上にわんさと並べた作品を見たらうきうき十二支猫のウサギが倒れ猫の手がない。
イゴこっちめ、食ったかな?
うきうき十二支猫は小淵沢展で、どっかの産婦人科のお医者さんが病院に飾るとかで十二点全部買ったらしい‥妊婦さんたち、スルっと赤子生む程なごんでね。
それでもまだ欲しいという人がいるとかで、また作ったのだ、多少進化させながら。
しかし、イゴこっち、まいったな〜
池を眺めたら、ハスのつぼみが一輪出ている。
まだ、1cmぐらいの小さいつぼみだが、これからふくらんでパッと咲かすのだろう。
去年は途中でポロポロ落ちちゃってダメになった、今年は頼むよ−チャワンバス。
ところで、ワンタ、大学なんか入って何するんだろう?
せっかく、親が入れとも言わないのに‥
それに、せっせと稼いでためたお金をむざむざ学校などという組織でふんぞり返って絵の先生などと偉そ〜なそげな人に使うことはない、もったいない、旅に遊びに使え!
大学入って、もっとましなブランド大学転入して、その上また肩書きになるような大学院入って、外国の大学なんかもついでに入って箔つけて、憧れのギャラリーで初個展デビューして、外国の有名なミュージアムで個展を開き、最後に武道館でコンサート、なんてね。
アホらし、そんな解りきった作られた一本道のレールに乗って立身出世して売れっ子になって偉ぶって照れた振りしてなんになる。
そんなのはくだらんアートだ!
真のアートとは、若い時、ただむちゃくちゃに歩くことをいうのだ。
時に、そこからカスや垢が出る。
それを芸術品などというが、ただの副産物だ。
アートも一本道もくそくらえ、、ただむちゃくちゃに歩け!


9月3日 (水)  [640] カムカム

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前世、下痢は続いた。
これは、なんかヤバイ病気では?と嫌いな病院に行く。
人が病いで気が沈んでるものだから、若先生調子こいて、バルゥムその他つっこんで玩具のように人の体の中いじり廻す。
ドキドキしながら結果を待つ‥別に異常なし。
この医者ではダメだ、などとも思ったが、一応信じてみた。
しかし、いっこうに下痢はおさまらない。
それではと、高い金出して漢方で自分専用の薬草を調合してもらい、一年間続けて飲む。
飲んでいる時は下痢が止まるのだが、イイかな?と思って漢方止めるとまた下る。
ある時、飯ほんのチョット一口を200回噛んで食う、というのを知る。
半信半疑で、食事は一口200回噛むことに。
一週間それを続けたら、一年以上続いた下痢は止まった‥
あれ!今朝の体操で首の運動してたら、今まで右側には深く曲がり左側には曲がりづらかった首が、いきなりポキっといって左に折れた。
それ以降、首の痛みが無くなり、とても楽になった‥ハハハ
昼過ぎ、ワンタがひさしぶりにやってきてお札に猫はりのバイト。
ワンタ、金ためて大学行くんだって。
高校時代から自分の服はもちろん下着までバイトして買ってたんだって‥
うっ、ホントかよ!
ワシなんか、親の金で大学行かせてもらい、その後、どっかの建築設計会社に就職決まっていたのに、誰が社会人なんかになるか!と初日に辞表もどきをだし、またしばらく親の世話になり、それでも金が足りないものだから、働きもせず、ゆすりたかり、ヤクザな道をまっしぐら。
ワンタ!腹減ったか?ほら、ケジャンコーン、食え、腹減ったらいつでもこい!
‥って、まだ二十歳前、腹減ったら、飯ぐらい親食わしてくれるかぁ〜


9月2日 (火)  [639] 大麻

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日射しがいい感じ。
よお〜し、今日もやるぞ〜
と、ゴミを捨て体操し道路の枯れ葉を掃除し水風呂に入る。
こうやって庭いじりもない座りっぱなしの最近の仕事を見てると、猫作りを始めた頃を思い出す。
あの時は、わけもわからず大絶頂期で、今痛んでいる手から背中から肛門、それに加えて、目、胃腸、頭、なにからなにまでボロボロ。
こんなことやってられん、このままでは死ぬ!と匙を投げればメシが食えない。
20代のように親、知人、愛人からたかりゆすり騙しをすれば、刑が重くなる。
この苦しみから逃れるためには麻薬とSEXしかない。
看守に上手く取り入り、ドロドロボケボケタリラリラ〜ン。
しかし苦しみから逃げるための秘密裏の快楽は、解放とはならず、かえって自分の境遇をジレンマに陥れ、自律神経がいかれ内臓が働かなくなり1年以上もゲリが続くこととなった。
これでは尚のこと良くないと、隠し持っていた大麻1キロを庭で燃す。
風が吹き、大麻の煙りが街中に広がった。
ア〜ちょっと深呼吸して最後のハイを味わう。
スウ〜ッと楽になる。
近所のおばさん達の笑い声が聞こえる。
街に出てみたら、煙りを浴びたあばさん達が子供と踊っていた。
ア〜楽しそう、僕も一緒に踊っていい?
この街はアホのたまり場、花は咲き、虫・鳥が歌い、お寺の鐘がなる。
バカが喜んで、鐘をついた、ゴ〜ン、ゴ〜ン、ゴ〜ン‥
毎日が大晦日、いつも明日がお正月‥


9月1日 (月)  [638] 警戒信号

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涼しいです。
サクラの木もアンズの木もウメの木も、この冷夏で、葉が沢山落ちちゃって、まるで秋のよう。
なのに、日射しは秋のように斜めから射すオレンジ色の寂しさがないので、イマイチフィットしない。
昨日、自分から逃げていたような真の自分を避けていたような所に自分のニュートラルがあるんだと気付いたので、今朝は心身共にすこぶる冷静沈着・馬耳東風、泰然自若・抜苦与楽、一念発起・呵々大笑、秋ナスは嫁に食わせるな!
さて、さっそく書でもしよう。
腱鞘炎もガムテープというアイデアのおかげで、書をしている時は痛くない。
しかし、薬指と小指をかばっているためか、中指がおかしい。
竹ホウキで庭など掃除してても力がはいらず、力を入れると中指の付け根が痛む‥う〜ん??
それと背骨が痛い。
あと、肛門が痛む‥これは中の方なので、切り傷のような痛みではなく、鈍いグンッと押すような痛み‥あんまし気持ちよくない、とっても気分悪い痛み。
朝から晩まで、書も絵日記も粘土いじりも座りっぱなしだもんなぁ〜
まったく、たまに気合いを入れて真面目にやると、そこら中にガタが入る。
もともとこれらの箇所は弱い所で、欠陥ではあるが、これらがあるから、無理するな!程々に、の警戒信号になっている。
大層な構想描いて、さて突き進むぞ〜と思っても、結局ピコピコ信号なって、エネルギーがきれる。
体は程々にを知ってんだよね‥裏を返せば、ウルトラマンのようで、いいことじゃん。
頑張って世界平和が作れるわけではなく、みんなが体の信号良く聞いて程々にやれば自ずと世界は平和になるってことかな?


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