9月20日 (土)  [655] 心の静止

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一日中、雨。
かなり揺れる地震あり。
朝からず〜っと飯食わず寝て暮らす。
今までの断食は普通と同じ暮らしで仕事や様々なことをやったが、今回のはベッドの上で、たまに点滴代わりにポカリスエットやサプリのアミノ酸を飲みながら、ずいぶん昔に買ってきた読んでない本を読み、眠くなったら寝て、起きては本読んで、寝る。
こうやって動かず、テレビも見ず、世間の出来事も知らずに、ベッドの上でじっとしていることなど、ほんと病気で入院する時ぐらいだろう。
一日こんなことして過したが、なんとなく気分がよい。
食事もとらず、のんびり楽しく読書できたことにより「焦り虫」や「野心虫」や「功名虫」「不満虫」「貪欲虫」などが、いくら言っても急かしてもついてこない本体をベッドにおいて、勝手にここから飛び出ていったように感じる。
いつもなら、仕事をしないとなれば、どこかに出かけていったりで、なにかしてないと「不安虫」が蠢き出す。
しかし、そんな無駄な妄想も構想も思考も働かない。
ふ〜んなる程ね、前へ前へとせかせかし過ぎて、本来の心が静止している姿を見失っていたようですね。
ア〜危うく、我欲に突き動かされたり、世間に流されたりで、下らん思考の罠に陥るところであった。
…真の招福は心の静止より育む。
精神が洗われた感じです。
飯食わず、働きもせず、日がな一日、寝て暮らす‥またやろう。