もりわじん絵日記 2002. 4
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4月6日 (土)  [178] 頭と体

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4月6日晴
あたま「おいおい、どうしたんだ?」
からだ「調子悪いんだよ」
あたま「まったく軟弱なんだから、若い頃はこんなの平気だったじゃないか」
からだ「ちょっと休ませてくれ」
あたま「ダメだよ。オレはうまいもん食いたいし、いい服着たいし、いい家に住みたいんだよ」
からだ「ダメだ、疲れたよ」
あたま「まったく、こんなんじゃア将来だって不安だし、何一つ夢が叶ってないじゃないか」
からだ「休むわ」
あたま「あ〜あオマエってやつはダメなやつだね。弱虫で情けない。起きろよ」
…ではなく…
あたま「おい、どうしたんだ?」
からだ「調子悪いみたい」
あたま「大丈夫か、今日は休んだら。大病になったらいけないからね」
からだ「休んでいいかい?」
あたま「もちろん、オマエがいてのオレじゃないか」
からだ「ありがとう」
あたま「なんか精の出るもん考えてやるよ。ちゃんと食ってよく寝ろ」
からだ「すまんな」
あたま「いやいや、こっちこそ、今までわがままばっかり言って、無理させちゃったからね」
あたまとからだしっかり手を握りあう。
からだは物言わないけれど、よくからだのいうこと聞いて、あたまはからだの一歩あとを控えめに歩もうね、トコ君。
今日は写真の作品他なんやかんや10箱程ふくふく猫2に送りだし、のんびり歩いてアンチーク屋へケーキ食いに、初めての人とあったンで楽しくお話出来ました。
では7日から久々に田舎にいってまいります。


4月5日 (金)  [177] アリ

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4月5日晴
ロールカーテンしあげるぞ〜
朝からはりきってやる気満々。
よし、まずは気合いを入れるため、道路の掃除でもして‥おや?大きなアリが数匹ゴミに混じっている。
ゴミでも焼くか、とついでだから今までたまってた枝など一山焼く。
それにしても、アリ。
ちょいと探したら2ケ所、あ!ここはまずい。
ここは猫がごろごろ転がる所、アリが猫の身体についたら面倒だ。
アリ退治の薬をまこうと思ったが、猫がそこで転がって身体についた薬をなめたらやばい。
どうしよう、とじっとアリの巣を見る。
スコップでアリの巣10cmぐらいの土を取る。
そのまま見てたら、アリはちりぢりになって巣を探すのにせわしい。
掘りあげた土の所でも巣穴を探している。
この土ににおいでもあるのだろうか?
餌を持ったアリが戻ってきたが、巣が掘られているので、また帰ってゆく。
1メートル程いってまた戻ってくる。
同じ所を帰ってくるからにおいの道でもあるのかもしれない。
何度もそれをくり返す。
巣の近くまで近づくのだが、見つけられず、ぐるぐる回っている。
あ〜そこ右、あ〜うしろ、もうちょい。
隣のアリ、巣を教えてやるのかと思えば、餌取ろうとしてんの。
とても協力しあっているのに、みんな勝手で他のやつには無頓着だ。
巣の近くのアリ達は、巣を元に戻そうと土を持っては捨て修復に取りかかっている。
そのうち、なんとなく掘られたままの所がアリの巣らしくなってきた。
そこに、非人情のワシがアリ殺しの薬をまき、猫こないように石で囲う。
ゲッ!昼過ぎてるジャン。
ロールカーテン、ロールカーテン、ロールカーテン、あ〜
ロールカーテンは3本目がけっこういい感じに仕上がった。
やっていくうちにけっこう楽な方法見つけるもんだね。
あとでアリの巣を見たら、アリがいないので掘った土を元に戻し石を置く。
とりあえず、これでいいだろう。


4月4日 (木)  [176] 新緑

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4月4日晴風強し
まあ、すごいこと、新緑の季節となりました。
近くの山の木々の先には、新しい黄緑の葉が出始めとても爽やかです。
遠くの山々は、木々がもこもこといろんな緑色や花々の白色や桃色で色とりどりになっております。
とてもきれいです、いってしまいそうです。
‥あ!いっていたようです。
昨日買ってきた大きいラックを組み立て釉薬を全部ひとつにおさめる。
今まで小さいラックだったので、あちこちにいったり来たりで面倒だったのだ。
大きいのはローラーもついているので、外でやる時にはまとめて移動出来て仕事がスムーズです‥?あー、ラックが窓より高い。
外に出れない、ん〜〜〜〜くそ〜。
次にロールカーテン、3点描かねば。
ギャラリーの看板代わりだからデカク招き猫とネームを描く。
最初鉛筆で下書きし、次に色をつけていく。
この布とても滲むし絵の具ののりもわるい。
あ〜めんどくさいな、と文句タラタラぬっていく。
こんなの1日でできるわけがない。
なんかもっと楽な方法ないかな?と色塗るのを中断し離れて見てみる。
あ〜!表裏逆じゃン。
これじゃあ、外から見たら、字が逆である。
まったく、どうしたもんか?文句タラタラいってやるとこういうことになる。
まあ、でも、毎度の事で、ここからの逆転偶然タッチがうまれるのだが‥今日はダメみたい‥あ〜あ。
風呂はいってもっと楽な方法考えるのだが、思い付きませんね。
あ〜あ、これよりでかいのがまだ2点もあるのに‥


4月3日 (水)  [175] あれ?

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4月3日やっぱり晴
あれ?今日の朝何してたッけ?
ぜんぜん思い出せない。
どうせいつものとおりで窓開けチョイ、猫餌チョイ、庭出てチョイ、絵日記チョイなどなどだと思うが、朝はやること多く充実してるから記憶の入る隙間がないのだ。
と、こうやって日記書きながらも思い出そうとしているのだが‥ア〜やっぱりダメだ。
ちょっとでも思い出して乗っちゃえばスラスラと書けるのだが、一歩も進まず、思い出せないことをずうーっと書いている。
アホらし、午前はなしとしよう。
昼からはいなかのG・ふくふく猫の為の作品の絵付け。
それがだいたい終わってから、注文したロールカーテンを取りにホームセンターへ。
このカーテンは、いなかのふくふく猫の為に描くのだ。
何を描くかはまだ決まってないけど。
それを手に入れ、芝刈り機も買わなきゃといろいろ見てみるが、どうもピタッとくるのがない。
なにしろうちの庭は置石ごろごろ、踏み石ごろごろ、木があちこちにあるから、まともな芝刈り機じゃ大変。
前の家では手鋏で刈っていたが刈るたび手にマメができて、その日の粘土いじりはできなかった。
今度の庭でそんなマメなことしてたらマメどころの騒ぎじゃなくなる。
悩みに悩んで、結局、今日はひとまずなしということにした。
そのあと、久々の風呂屋へ。
あ〜〜〜〜いい、忙しかったからなあ〜
どっと、汗をかいた。
BBSに『G・ふくふく猫2』の所・時間その他を書きましたので、よろしく。


4月2日 (火)  [174] 自分離れ

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4月2日晴
なんか早起きが普通になってしまったようだ。
ここが気に入って住んでるしここ以外に行くとこもないし庭を見るのが心地よいから太陽のリズムに同調してゆく。
でもそれほど早くはないが、夜ピカリが普通だった僕にとっては一大変化。
一度目が覚めるともう眠れない。
朝日が窓の隙間から直接目にあたる。
仕方なく窓から庭を眺める。
ン?といつも何かに気付く。
新しい花だったり、猫だったり‥
まあ起きるか。
まずは窓を開け、外の空気を入れる。
いい天気にいい空気。
今日はゴミの日なので捨てに出かける。
途中にチャイちゃんが座っている。
「こんな所で何してんだ」
と振り向けば、となりの親父もゴミ捨て、お早うの挨拶をしたが、素っ気なくされた。
低血圧なのかな?
帰って、絵日記の絵を描いて文を入れたのだが、書いてるうち文がぜんぜん違ってきちゃったので、絵を変えることに。
それで、昔の自分のカタログを探す。
表紙にしたのが下から見た木々だったのだ。
あの頃は絵を描くと吐いてしまって絵が描けなかった。
それで写真でも撮ろうといろいろ写した。
現像してみて人が写っていると気持ち悪くなる。
だんだん人離れして、自然に、意識が自然に向かっていたのだろうか?
その後猫を作ることになるわけだからね。
現像した写真の中に1枚、昨日の木々の写真があったのだ。
その写真を見た時はホントに心地よかった。
それからは自転車でいろんな所に行き木々ばっかり撮った。
それまで実際上を見ることなんてめったになかったと思う。
‥意識は上ばかり追っていたが‥
とても新鮮だった。
木々の下で寝っ転がり上を見ると、自分が溶けてなくなるような感じがした。
過去の自分離れをしようとしてたのかもしれない。
絵は夏まじか頃の昨日と同じ木々です。


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