4月15日 (月)  [184] ふくふく猫2

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4月15日はれ
今日から再び個展に向けての粘土いじりです。
その他の事はすっかりスッキリしたので、遠足に出かける当日の朝のようなものです。
今朝の天気はまさしく遠足日和です。
朝食を食い、さあてやるかと思った所へ電話がなった。
ばぶばぶからだ。
看板用のテントに絵と字をパパッと書け、だって。
スッキリしてないじゃん、ドッカーン、ゴロゴロ、バッキューン・・・・
甘いね、親父さん、ガツン。
次に兄、風呂猫さんにちょっとデザインしてもらえ、だって。
甘いね、兄さん、ブブブ。
…人は他人の仕事を軽く扱いがちです…
そのあと風呂猫バンさんから写真とメール。
「なかなかいいギャラリーになりそうなので楽しみです。
いろいろ苦労があった様ですが、親が息子のギャラリーをやってくれるのはとてもいいことなのでは無いでしょうか。親孝行であり、息子孝行なのでは」
ワシの返事。
「がはははは‥
親族と友人などはあったかすぎるから少々冷たくした方が湯加減がいいんです。
特に親父は、燃える男、熱すぎますからね‥器でも焼けりゃあいいんだけど。
飛び火してワシが燃えて灰になってしまいますから、やけどしないうちに個展の作品作らんとね。
では、いい写真ありがとう」
まあ、でも、ホントになかなかいいギャラリーだ。
ワシ、冷静になんないとね、ホントに燃えて爆発して灰になっちゃう。
ワシの作品の店なんだし、しっかりしよう。
しかたなしテントのデザインをパパッと書く、んなわけないだろう。
体はパパッとでも頭と神経は宇宙まで苦難の旅をしているのじゃ、それを知れ‥プンプン。
やっと粘土いじりに入り、鈍った勘を取り戻した時には夜。
あ〜これだこれだ、今必要なのは、この感覚だ。
今日は暖かい風が心地いい、どこかへいってしまった。
…結果は真実ではありません、期待です。…
感じのいい暖かい作品ができました。
電話がなった、またばぶばぶから‥こまごまと困ったもんだ。
庭いじりには何時間もかけるが、親の電話は一分でも面倒だ。
なんなんだろうね?‥
親いなくなったら思いっきり沈むのは、僕なのに‥