もりわじん絵日記 2002. 2
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2月17日 (日)  [134] 腹筋

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2月17日曇り小雨
起きたら、どうも腹が痛む。
胃痛かな?心配事あったケ?
と、…無理に心配事や悩みや問題を作り出す。
大抵、他人と比較する事によって自惚れや劣等感を持ち出して悩みを作る。
そして情けなくなって辛くなりほんとに胃が痛くなったりする…
そんなんじゃないもんね。
腹筋の痛みです。
最近、腹筋をやるようにしていて、昨晩はけっこうたくさんやってしまったのだ。
腹筋をすると胃腸が丈夫になると聞いた。
風呂ばっか入ってダラダラしてるから、ちょいと身体に気合いを入れてるつもり、もあり。
それに、今年の夏は、腹筋ポコポコにしてこんがり日焼けして金髪のカツラなんかかぶって海にでもいって綺麗なおぜうさんと出会うのだ。
そいで、おぜうさんと街のしゃれたレストランで待ち合わせ、飯食ってる時、いきなりカツラとったりして、びっくりするだろうなあ〜おぜうさん吐いたりして。
ガハハハハ、楽しみだなあ〜
夕方、近くにG・ふくふく猫のおばあちゃんの同級生が住んでて畑やってるっていうからいってみた。
いきなり訪ねたもんで、ばあちゃんびっくりしてたが、犯人ではありませんと話したら、解ってくれて喜んで作りたてのこんにゃくくれた。
夜、刺身にして食った。


2月16日 (土)  [133] 陽の下

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2月16日晴々
昨日コーヒー飲んだので寝つきも悪い上に早く目が覚めてしまった。
天気がすごくいい。
できかけのデッキの上に作業用テーブル・回転台・油土・イスなどを出し、陽の下でペタペタと原型づくりの仕事をした。
けっこうしっかりみっちりやった。
なかなか開放的で楽しいのだが、隣近所が少々気になる。
いつか塀を作ろう〜ッと。
粘土を切ってはり叩きこすり、汗をかく。
時々吹く冷たい風が心地いい。
春の朝の気分だ。
‥大きなオートバイの上にのっかり運転してる気分になって、まぶしくしかめっ面をした子供。
‥公園のベンチに座り木々の間からさす日光に目を細める。車のクラクションが遠くでなる。
‥陽の光で色鮮やかなたくさんのオレンジを積み重ね売る男達。
‥ビルの上の階から、街のビルのガラスに反射する太陽の光を、見下ろす。
‥‥‥‥‥‥
たくさんの春の光が頭をかすめよぎる。
予想しない所で予想しない時に、この心地よさがやってくる。
期待してもこない。
同じシチュエーションでもやってこない。
ある時ふと、なんの気なしに、やってくる。
日射しを顔いっぱいに浴び、目を閉じ、大きく静かに息を吸い、静かに吐く。
すう〜ッと、ハイになり、自分が消える。


2月15日 (金)  [132] 谷底から

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2月15日晴れ
昨日トイレが使えないという事で、外に出かけ、ラーメン屋で用を足してラーメンを食い帰ろうとしたら、道端に○○公園矢印、どんなとこだろうと歩いていたらとっても深い谷底を川が流れていた。
降りてみたいなあと思い道を探したが見当たらない。
いつかいってみようと心に決め、谷底後にしてけもの道に入りうねり湖に着いた。
同じ道を帰るの面倒なので、道なき崖をハアハアゼイゼイ笹や木に捕まり身体を引っ張りながら地上へ。
今日はその疲れでいつまでも寝てた。
夕方、近くにアメリカンアンティーク屋があるんで出かけてみた。
大きなドア、頑丈なテーブル、重いイス、鉄ものなど、大雑把だが気にしないで使える感じが魅力的だ。
帰りは店の人に送ってもらった。
今度5月にやる猫町での個展に出すアイデアがふつふつと湧いて来た。
この土地で、新しく生活して、ここで味わった新たな肉体的体験が身体の奥深くの谷底に入り込み、楽しく宇宙に放出しようと崖を登り、手が動く。
それは必要な風景であり無理のない運動である。
‥何をいってんだろう、ワシ。
作品はあたまが宇宙『コンソーレ大明神猫』です。


2月14日 (木)  [131] 職業

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2月14日晴れ
今日も下水道工事のおじさんやって来た。
ひんぱんに家に関わる人が来る。
家とはずーッとこのままではなく、壊れたりするから、そこに直したり加えたり便利にしたりする技術が必要とされ、その職業の人が生まれる。
もちろん住むための家づくりに関わる職業もたくさんある。
よく仕事仕事で仕事の事しか考えていないとか、家庭を顧みないとか、亭主は元気で仕事で留守がいいなど耳にするから、仕事一途ってのはよくないんだなあ〜なんて思ってたけど、仕事ってのは大きく家に関係あるんじゃないかね?
仕事と家を分けて考えるから変になる。
人々の仕事が単に会社の為とか、お金の為とか、出世の為とかにバラバラにして考えるから仕事しか脳のない人間なんて表現になる。
仕事ってなんだろう?
自分の仕事はどんな仕事であれ、廻り廻ってかも知れんが、どこかの家を快適にするようになっているのかも。
もちろんその家に住む人が重要だ。
家とは人が住まないとボロボロになってしまうから。
住んでいる人が壊れたりすると家も活き活きしなくなるから、人の身体を直す職業がある。
人の身体を構成する食べ物を作る職業もあるのは当然だ。
人の身体だけでなく精神だって壊れる。
でも精神とは壊れる前は何もないはず。
精神を作る職業もない、のに精神がある。
……何もない精神に思考がいっぱいつまる。
つまると流れが悪く淀む。
淀んだ精神を思考で解決しようとする。
ますます思考がつまる。
まるで底なし沼に土砂をつめようとするようなもの。
これを病気といいます。


2月13日 (水)  [130] ふきのとう

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2月13日晴れ
今日も下水道工事。
トイレは1階のなら使っていいよっていうもんで、のんびりいっぱいうんこして流したら、外で大声で騒ぐ工事のおじさん「あ〜、だめだ!だめだ!」
ハハハ‥おじさん配管間違えたみたい。
使っていいのは2階のトイレだったみたい。
おじさん、すまんのう、わしのうんこ何とかしてね。
その後、絵付けの終わった作品をなんとなくできてるデッキの上で初スプレー。
ン〜〜なかなかいい、これがしたかった。
作品が仕上がったって感じだ。
この最後のキメが今までできなかった。
デッキ、うれしい〜
昼過ぎ火災保険の事でジョーと力石選手がやって来た。
横浜の個展に来てくれたらしい。
うれしいね、それに久々にシャレの解るお方達で調子に乗って喋ってしまった。
帰る時、玄関まで送ったら工事のおじさん一服してる。
あ!お茶出さなきゃ、と思ったがみんな飲んじゃってお湯がない。
しょうがないからみなさんの飲み残しをあつめ「おじさん、お茶どうぞ」と出そうとしたら、スーパースタッフに「何やッてんの!」
アハハ、そりゃそうだ。
朝のうんこといい、今日は楽しい。
そのまま、個展や新店に向けての粘土いじりをした。
こんな日はスムーズにうまくできる。
夜、北の庭からとったふきのとうをテンプラにして食った。
うまい、たまんない、この季節はこれが最高やね。


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