2月14日 (木)  [131] 職業

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2月14日晴れ
今日も下水道工事のおじさんやって来た。
ひんぱんに家に関わる人が来る。
家とはずーッとこのままではなく、壊れたりするから、そこに直したり加えたり便利にしたりする技術が必要とされ、その職業の人が生まれる。
もちろん住むための家づくりに関わる職業もたくさんある。
よく仕事仕事で仕事の事しか考えていないとか、家庭を顧みないとか、亭主は元気で仕事で留守がいいなど耳にするから、仕事一途ってのはよくないんだなあ〜なんて思ってたけど、仕事ってのは大きく家に関係あるんじゃないかね?
仕事と家を分けて考えるから変になる。
人々の仕事が単に会社の為とか、お金の為とか、出世の為とかにバラバラにして考えるから仕事しか脳のない人間なんて表現になる。
仕事ってなんだろう?
自分の仕事はどんな仕事であれ、廻り廻ってかも知れんが、どこかの家を快適にするようになっているのかも。
もちろんその家に住む人が重要だ。
家とは人が住まないとボロボロになってしまうから。
住んでいる人が壊れたりすると家も活き活きしなくなるから、人の身体を直す職業がある。
人の身体を構成する食べ物を作る職業もあるのは当然だ。
人の身体だけでなく精神だって壊れる。
でも精神とは壊れる前は何もないはず。
精神を作る職業もない、のに精神がある。
……何もない精神に思考がいっぱいつまる。
つまると流れが悪く淀む。
淀んだ精神を思考で解決しようとする。
ますます思考がつまる。
まるで底なし沼に土砂をつめようとするようなもの。
これを病気といいます。