もりわじん絵日記 2008. 1
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1月21日 (月)  [2180] 森へ18

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しかし、ほんとに木は伐らない方がいいんだよ。
この近所には高圧線がある。
いろいろと問題になっている電磁波が心配なんだ。
近所付き合い以上に大事な命の問題ってこと。
電波障害の理由に大きな木がある、というのがある。
また富士の樹海や大森林では電波が不通になったり磁気が狂うといわれる。
これは木々が地上の動物を守っているのではないだろうか?
「1/fゆらぎ」という音波がある。
自然現象では小川のせせらぎ、木漏れ日、蛍の光り方、木目、木々の枝の形、木の葉のかすれる音、枯れ葉が風で舞う音などがそうです。
人の心拍の間隔やろうそくの炎の揺れ方、クラシック音楽、手作りのものなどもそう。
よく言われるアルファ波というのもそう。
木々の生い茂っているところや大きな木は一日に多くの水を地下からくみ上げ葉から散布している。
この水の循環も「1/fゆらぎ」。
日本人が温泉などが好きなのは、そのような風景に癒しを求めての事だと思われる。
また、人の心拍も「1/fゆらぎ」であることから、人の体のリズムそのものが「1/fゆらぎ」になっている。
このことから「1/fゆらぎ」が人に快適感を与えると考えられている。
体のリズムと同じリズムである「1/fゆらぎ」の刺激を与えることにより、人は快適になれる。
また脳の活性化に「1/fゆらぎ」は、生体に普遍的な現象とされている。
あるお医者さんはこれを応用し、パーキンソン病などで機能不全に陥った自律神経を回復させる治療法を研究している。
などなど、調べたらいろいろあるね.
ストレスだらけのこの社会生活、木はほんと大切なんだとつくづく思うよ〜



1月20日 (日)  [2179] 森へ17

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人間本意より木を中心に庭を造った方がより自然で心地よいと思う。
人間中心の考えや趣味趣向にあわせていたら本当にこの世から木々や林や森は無くなるだろうね。
環境破壊や温暖化と言われる時代、それはやはり自分とは無関係な他所の問題ではない。
欧米人の思考では、自然とは人間の下にある管理コントロール支配すべきもの、というのが普通だ。
人間は自然の上に立つもので自然ではないわけだ。
日本人は世界でも稀な自然と密着した風雅な国民だったのに、いつから欧米人の思考になってしまったのだろう。
食い物が変わってしまったからだろうか?
食べ物を自分で作る事をしないで輸入に頼ってしまっている。
田んぼがあれば水が必要だから水を貯える森は大切だった。
すごい食文化があるのに。
日本人は虫の音を心地よいと感じるが欧米人は雑音に感じるらしい。
せっかくすごい感覚を持っているんだから大事にしないと。
何もかも欧米人に右習えでは、あまりにも惨めで情けないだろう。
僕の名前は「わじん」だ。
文明の配下に自然があるのではない。
それは人間の驕りです。
で、森へ、だ。



1月19日 (土)  [2178] 森へ16

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しかし、木の枝が境界を出て枯れ葉が飛んでいくからって、自分んちの木がこっちにきている事には気づいていない。
木などは猫と同じで自然のものなのだからあんまり気にするものでない。
よほどでない限りほっときゃいいのだ。
その方が心がゆったりする。
人間の作った境界線に沿って木を伐っていたら、木が変な形になってしまうだろう。
民法上も別に問題ないことだし。
しかしこのじいさん、木が嫌いなわけではなく、たぶん気が小さく隣の枯れ葉ばあさんにいわれて近所付き合いのため率先して木の枝を伐っているみたい。
木が可哀想にどんどんこじんまりしている。
堂々と大きく育ててやればいいのに。
田舎は最初から居た方が先輩でそれに生活スタイルを合わせてゆくというルールがあるようだ。
よく、他所もんが何も知らんで田舎には田舎のルールがあるんだ、みたいな話しを聞く。
しかし、ばあさんもじいさんも山削ってやってきた他所もん。
田舎も自然も知らんのだ。
んなものの意見に合わせていたら木は皆伐られてしまうわい。
童話にあるような心優しい花咲かじいさんやばあさんは夢のまた夢ですかね。
夢ね…やはり森へいこう。



1月18日 (金)  [2177] 森へ15

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言っても無駄だけど多少説教しなきゃいけんな。
で、老人の妄想一つ一つを聞いてはその誤解を解くことに。
少しは解ってくれたかな?
老いては子に従え。
60にして耳したがう。
解らんだろうな、感情的だからね。
やっぱ相手にしない方がいいか。
時間の無駄だ。
仕事した方が世の為じゃ。
ほいほい、なにか問題がありましたら言って下さい、検討実行いたしますので。
ほらほら、帰って帰って。
と、妖怪を墓場に追い返す。
石投げるなよ。
な、な、投げてない!



1月17日 (木)  [2176] 森へ14

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仕事しないで暇つぶしているから妄想が肥大しちゃったんだろうね。
このじいさん、時々とんでもないあきれかえる事を言うから笑える。
何があろうと石投げてはいかんだろう、それは犯罪だよ、と言ったら、投げてない、だって。
投げるというのは、じいさん、野球のボールを投げるような格好をして、こうであるから自分は投げてはいない、だってさ。
ワァ〜〜、子供のような屁理屈こねた!
投げる、言葉の意味はどっちでもいいが、一回目が間違って石が入っていたとしても2度目は故意にやっているわけだからね。
犯罪だよ、暴力だよと言ったら、ワシの事、黙って枯れ葉を散らかしているのは無言の暴力だ!だってさ。
はじめて聞いた言葉に、唖然としてしまった。
とにかく石投げちゃいけないだろう。
投げていはいないが、謝りにきたんだ、と威張る。
それは謝罪する態度でない、口先だけ。
たまげたもんだ。
近頃の社会の犯罪者も謝罪なんかしないデカイ態度で自分は頭がおかしい振りをして罪を逃れようとする。
のに似てる。
石なんか投げて、こっちが頭に来て大きな石やレンガをお返しに投げたらとんでもないことになるだろう、と言ったら、口にツバ泡付けて、おお〜投げてこい!だって。
こりゃ、嫌われ者だな、たぶん、典型的な弱虫が大人になったやつだね。



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