5月31日 (火) [1231] 五月蝿い
Rain,fine later さて、田舎も飽きたし、これ以上いるとクソ親父に腹が立つ。 帰るか、猫と庭が待ってるわ‥ それにしても、お腹の調子が悪い。なにせ、食い物が旨い。普段は少食で1日2食なのに、山菜の季節でなに食っても旨いものだからごはんもいっぱい食う。食い過ぎで腹が出てきてる、たった3日で、まったく、ブー。 田舎というところはのんびり落ち着くというけど、そんなんでない、ワシんち。起きてから寝るまでギャーギャーギャーギャー、アーダコーダとうるさい。ワシ抜きで、7人家族だからね。大人びた小学生から80間近のやくざまがいのクソジジィまでいる、ほんとやかましい。ま、そのせいで、考えるということができなくバタバタしてるから、自分を顧みる隙がない。もしかしたら、この環境ではウツもウツになるまい。と思ったが、バタバタ次から次と死んだり離れたりしていったらふと空しさがやってきて、ウツになってしまうんだろうな。実家のこの環境は単なるソウ状態なのかもね。っていうより修羅だね。じゃぁ、ウツは天国かな‥ ま、どっち転んでもこの世に楽なんてないですよ‥常というものがないのだから。
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5月30日 (月) [1230] 墓参り
Fine 昨日は、朝から、墓掃除に墓参り。 2ケ所にお墓があり、まずは山の中へ。ここのお墓は気に入っている。大抵お墓というものはどんとでかい石が置いてあるのが普通。ところがうちのお墓は、高さ30cmぐらいから50cmぐらいの石が10体以上もある。で何か字が掘られているのだが、もう古すぎて読めない。ずいぶん昔からあるらしく、誰も誰のお墓なのか解らない。とにかく自分の先祖らしい。その中で一番小さい石がたぶん僕が中学生の頃飼っていた犬のお墓だ。僕が穴を掘り、犬を袋に詰め、埋め、石を拾ってきてお墓にしたんだ。ン~、感慨深いもんがあるのう‥。 昔は、この辺り草ボウボウの山の中で、草むしりが大変だったが、今はお墓のあるところはコンクリートになっている。多少コンクリの隙間から草が生えているので、抜き、お墓に水をかけ、ローソクを灯し、線香をあげ、合掌。 その後、寺にある、もうひとつのまともなでかい石のお墓を掃除、合掌。
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5月29日 (日) [1229] 悲愴
Fine ピアノの音が聞こえる。めいっ子がベートベンの「悲愴」をひいていた。うまい具合に指が動くので、どうなっているんだ、と尋ねてみた。右手だけで、主旋律とリズムをひいている。もちろんそれに左手も加わる。バラバラにして聞かしてもらった。主旋律ではなんとなく悲しいメロディだ。に右手の残りの指の音が入ってくると、もうせつない、感動になる。それに、左手に足などが入ったら、、アララ、なんとも、ほんとうにタイトル通り、確かに悲愴を感じる。泣けてしまった。もしかして、クラシック音楽で初めての感動かも知れない。 あ~これはいける。今度のおみくじ猫にぴったりだ。今度のおみくじは渾沌の葬式とおみくじが合体したものにするつもり。渾沌の白黒の模様は相反するものの融合イエンヤン。東洋と西洋の融合。というより、東洋も西洋もない奥深くにある人間の悲しみに向き合えそうだ。慈悲という言葉があるが、それを垣間観た感じがした‥
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5月28日 (土) [1228] ロマンチスト
Fine 故郷に向かう。大学一年生になっためいっ子を拾う。電車で山の中をことことと行く。途中、山の中に紫の花をたくさん見つけた。桐の花だろうと思ったが藤だった。 めいっ子に「君が生まれた時、じいちゃん(僕の父)が裏の畑の崖のところに桐を植えたの知っているかい?君がお嫁さんに行く時、それで桐のタンスを作る為に。じいちゃんもなかなかのロマンチストだろう」 めいっ子はそんなこと一言も聞かされていなかったので、感心したのか、遠く山の紫の花を見ていた。 そのうち、山の寺についた。めいっ子を車で迎えに来ていた家族は、僕がいることを知らなかったので、たいそう驚いていた。帰省は3年ぶりだもの。 実家に着き、ところで桐の木は、あれから18年、かなり成長しただろう。さくらんぼ畑を通り抜け、崖を見た。どこにも桐の木が見当たらない。 親父に聞いてみた。邪魔だから伐ってしまった、ってさ。 なにが、ロマンチストだ!
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5月27日 (金) [1227] 先祖
Fine ア~、昨日の枝伐りで二の腕やら背中、そこら中の筋肉が痛い。心地いいけどね。 新しいおみくじに向けて、精神も肉体も無駄なく澄みきってきてる感じ。 気になっていた事柄や迷いや分裂もなくなってきてる。この間まで何がゴミなのかが分別つかなくなっていたような感じだったのだ。そんなのでおみくじ作っても形だけのものになってしまう。嘘ゴミが暴かれ捨てられ、頭が完全に空っぽになれば、こっちのもん。そろそろ出てくるね。やることは決まっているんだから、精神が澄みきってしまえば、大切なものはポコポコと怒濤のように向こうからやってくる。 だいたい整ったが、あとひとつやらねばいけないことがある。自分の根っこをしっかりすることだ。そうすれば、深い深い大地から、まったく未知のあの世の果てからでもエネジーが体内に流れ丈夫な木になり、美しいおみくじの花をいっぱい咲かすでしょう。 それでは、根っこをしっかりする為、ちょいと墓掃除・墓参りに出かけてきますわ。 ‥ワシの遠い遠い随分遠い先祖ってどんな顔して何してたんだろう?
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