2月8日 (火) [3298] 雪下ろし2
これが一昨日の映像の反対側から撮った写真です。家猫アニニョンの顔が見えるでしょう。アニニョンの耳の雪を下ろしているところです。この耳は薪ストーブの煙突になってます。僕の頭をよく見るとメドウサかラスタヘヤーのように見えますが、当然ハゲですので髪の毛ではなくそのような帽子です。
|
2月7日 (月) [3297] 公美堂76
芹沢くんは二十歳以降歳をとることを止めたようだ。これは意識的なのか無意識的なのかは分らない。意識的なら自分の年が幾つだっけ? と疑問を持たないだろうからたぶん無意識的なのだろう。無意識的に歳をとるのを止めるということは年齢という数字的な判断に意味を感じなくなった。幾つであろうと自分の人生にとってどうでもいいと気付いた。これは同じ二十歳でも人によっていろいろだから頷ける。女性も歳などどうでもいいと思いたがっている。芹沢くんは彼女らと似てるところがあるような気がする。同じではないが芹沢くんの部屋の色彩や雰囲気は女性器のような吸い込み飲み込むような受け身的な好奇心を沸き起こす深い穴を思わせる。
|
2月6日 (日) [3296] 雪下ろし
2月に入ったというのに降る雪が少ない。1月の大雪が嘘のようだ。1月に2月の分まで降ってしまい、このまま降らないつもりだろうか? それならいいのだが、また降るといけないので、屋根の雪を下ろす。初めてここまで上った。立つと家のすべての屋根が目下に見える。自分の机上の図面だったものが、建った途端自分より巨大になってしまい手に負えない怪物猫になっていたが、やっと僕の家猫になった気がする。かなり爽快である。雪下ろしはけっこう楽しい。
|
2月5日 (土) [3295] 公美堂75
「ヘェ〜、まだ二十歳なんだ」っていうか「去年も二年前も二十歳ではないか!」と今頃気付く自分も他人の歳など気にしなさ過ぎだけど「本当にいくつなんだ?」と再度聞いた。芹沢くんは年齢など関心なさそうに「二十歳だと思うけど‥‥」と言う。マジでそう思っている顔だ。「二年前も確か二十歳と言ったぞ」と僕は聞く。「そうだっけ? おれ幾つだろう?」と興味を示したように言うが、それ程でもない感じだ。妙に新鮮な感覚に包まれた僕は「僕が知るわけない。何年生まれなんだ?」と聞く。「一九六四年」と答えた。生まれた年ぐらいは知っていたので何故かホッとした。とうとう芹沢くんは自分の年齢をちゃんと把握する事になり、僕より七つ下と決着ついた。もしかしてこれで芹沢くんの中の大切な何かが一つ失われてしまったのだろうか?
|
2月4日 (金) [3294] 打ち合わせ6
昨日は朝から最後の打ち合わせをして、東京に向かう。東京ではもう仕事もうまくいったからうろうろ東京見学。なにもかもが妙に懐かしい。友達と会い飲み笑う。とにかく笑いながら泊めてもらう。朝起きて笑いながらバイバイして、電車でやっとぐっすり寝て、起きたら雪国だった。 早く雪掻きしたい。雪掻きして大汗かきたい。ゆきさん、お待たせ。 イゴ、ただいま〜
|
|
|
|
| 1
| 2
| 3
| 4
| 5
| 6
| |
|
|
|