2月9日 (水)  [3299] 公美堂77

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 暑い日射し降り注ぐ夏の午後、宿命的にか、何も知らずに心ワクワク新しい予感がする深い穴に誘われる。ところが白ゆりがいきなりひまわりになり変わって咲き乱れ脳が混乱する。眩しい光が目を突き射す。目眩が起こりいつの間にか精神の迷路に彷徨い込む。着いたところがいかがわしい陽の目を浴びたことの無いような汚い異空間。汚物を避けるべく救いを求め木村の扉を探す。何が起るかわからないことへの冒険心が木村であらざる芹沢くんの部屋のドアを叩かせる。そーっとドアが開かれる。