もりわじん絵日記 2010. 1
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1月11日 (月)  [2906] 大成功

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 あとで除雪をしてくれたおじいさんチに行ったら、おばあちゃんが「パーティなんてどんなものかと思って行って見たけど、とても楽しいね」と言ってくれた。良かった良かった。パーティなんてバカな事やるな、ちゃんとした新築祝いをやれと言っていた父親も「パーティっていいな」だって。何のことはない、大成功だったわけだ。これでこの地に来た僕の自己紹介は完了した。


1月10日 (日)  [2905] 田んぼ

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 お百姓さんは冬は何しているの? 「風呂入って酒呑んで雪掻きしている。昔は縄を編んだりいろいろ冬の仕事もあったが今はそういう仕事がなくなったから」と。優雅なもんだと思ったが、それ程の収入はない。他の人の話しではお百姓はトラクターなどのために借金だらけで、たとえ田んぼを売っても返せるような額ではないらしい。日本の政府はバカだ、と言っていた。だから息子達は跡を継がず、皆サラリーマンになっている。永遠に広がっているようなこれだけ広大な田んぼは今後どうなるのだろう?


1月9日 (土)  [2904] 床暖2

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 床暖も薪ストーブも輻射熱を利用しているので温風暖房とは違う。例えば手がかなり冷たい時、温風暖房の前に手をかざしてもなかなか暖まらない。それは風が吹いているので手の湿気や熱を奪っているから、かなり温度を上げないと暖まらないのだ。ところが輻射熱は手をお湯につけるようなものだ。手よりお湯が温かければすぐに手は暖かい感じになる。低い温度で暖かくなるわけだ。つまり、この家猫の中は温泉のようなものなのだ。なにせ、チャイとアニニョンの身体の中なのだから。


1月8日 (金)  [2903] 床暖

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 パーティは大賑わいだった。中の案内をしてて驚かれる。この寒い北国なのに、中は春のように暖かい。自分でもこんな快適だとは思っても見なかった。皆さんは薪ストーブでこんなに暖かいのだろうと言うが、このホンワリあたたかさの張本人は床暖だ。全面床暖で窓がペアグラス、これが効いている。まあ、春の気分で楽しんで下さいな。


1月7日 (木)  [2902] サングラス

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 パーティで、爺婆達は、どこに座ればいいのかなと、イスを見つけて座ったらもう動かない。いつもの新築祝いなどでは、お膳が用意され座るところまで指定される。それに慣れた感覚では、ここではどうしていいかドギマギだ。そこで爺婆達に動いてもらうために僕が家の中を案内する。いらないサングラスがいっぱいあったので、ばあちゃん達に一個ずつあげた。雪で紫外線が強いので掛けて下さいって。ばあさん達が皆サングラスを、それも変な形や派手な色物、意外と似合うことに面白みを感じた。こんな地味派手の農村風景だったら面白いだろう。


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