もりわじん絵日記 2009. 12
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12月31日 (木)  [2895] 大雪4

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 これではパーティどころでない。近所の人に小型の除雪機を借りにいく。小型とはいえ耕耘機のようなもので、前部に付いた回転する直径40センチぐらいの螺旋状の刃が雪を掻き粉砕して上部の排出口から雪を飛ばすもの。運転などしたことないと言ったら、おじいさんはやってやるよと言う。まあ、田舎の人はなんてやさしいんだろう。家の前の細い道路を何度も除雪機で往復してくれて車が通れるようになった。帰り際に「また来るね」。ウッ、ありがたい、ほんとにやさしい。パーティに来て下さい。美味いもん食べて下さい。薪ストーブで暖まって下さい。身体をほぐして楽しんで下さい。


12月30日 (水)  [2894] 大雪3

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 玄関から道路に向かって雪掻きするが、これではいくらやっても間に合わないだろう。雪掻きの雪の量もすごいが、雪掻きしたあとに雪が降ってくる。これでは、すぐにまた元の高さになる。雪掻きに要する時間は1、2時間はかかる。一日に何回も雪掻きしなければ入った車が出られなくなる。くだくだ独り言いいながら大通りを見たら一台の車が動けない状態でいた。ほんに大変なところだ。まあ、これで大雪の洗礼は受けたようだ。さてと、パーティはあるのだろうか?


12月29日 (火)  [2893] 大雪2

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 玄関の屋根を見る。ここの雪ぐらい落とさないと、せっかく雪掻きした玄関にまた雪が落ちてたまる。これでは人が家の中に入り難い。屋根に昇る。窓枠に掴まりながら雪を落とす。雪はなかなか落ちないが、踏んでいるところの雪がいきなり屋根から滑り落ちる。できたての屋根は滑り易い。かなり危険なものだ。屋根から遠くを見る。降っている雪でほとんど何も見えない。隣近所も雪掻きしているようだ。車はのろのろ運転だ。こんなんで本当に人は来るのだろうか?


12月28日 (月)  [2892] 大雪

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 パーティ当日、大雪。これほど降るとは思ってもいなかった。雪国を甘く見過ぎたな。玄関に積もった雪を除去しながら思う。長靴は膝近くまであるものだ。ちょうど長靴の高さ程の雪なので、たまに靴の中に雪が入る。これでは歩けない。今日はパーティなしかもな‥ 近所の人は歩きで来るだろうが、車は大変だ。朝早くから大きな道路では除雪車が通る。大きな道路から家猫まで細い道が50メートル程ある。この細い道路の雪を掻かない限り車は入れない。公園の駐車場も雪で使えない。どうしよう。まだまだ雪はやまない。どんどんひどくなる………


12月27日 (日)  [2891] 農村

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 家猫の目の前に最上川があり家の隣が公園だ。名前が農村公園。公園に農村という名前を堂々と付けるくらいだからここは農村なのだろう。近所を散策する。最上川の周りは遊歩道があって確かに風光明媚で少々観光化されている。ところが、大通りを歩くと右を見ても左を見ても何キロと田んぼがあるだけ。なんも無い。暫く歩くと10戸程の集落があり、ほとんど皆仕事は農業だ。しかし、全ての家は道路沿いにあるので、裏を見ればまた永遠と田んぼが続く。田んぼは山にぶつかるまで続いているように見える。四方八方山がある。ここはきれいに山に囲まれた平らな田んぼの盆地なのだ。僕はそのお盆の中にいる。


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