1月17日 (日)  [2912] 白鳥

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 大好きなファサードを眺めながら毎日のように雪掻きをする。毎日そんなに雪が積もるわけがないので、ここまで雪掻きしなくてもいいのだが、僕には雪掻きする理由がある。家猫はコンクリートの基礎が何十センチもあり、その上から毛波と名付けた木が外壁になっている。この木の一番下のラインが遠くから見ても解るようにしたいのだ。そのラインから上の雪は掻きたいわけだ。そうすると家猫はまるで雪の上を滑っているような、浮いているような美しさを見せる。雪掻き一息つき振り返り家猫を眺めたとき、クワーと空で鳴き声がした。白鳥が数羽きれいにならんで矢印を描き家猫の屋根の間近を飛んでいった。オオオー! なんと美しい。