12月26日 (水) [2154] 自我の境地104
我に七難八苦を与えよ、みたいなものが人生だろう。 いろいろと障害はあるが、確実に乗り越えられる。 乗り越えるのは部分だ。 部分を知れば、いつだってその時乗り越えている。 私はそこにいない。 私は全体だ。
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12月25日 (火) [2153] 自我の境地103
天命を知った私にすれば、偽善の固まりも傲慢の固まりもただの石ころだ。 私の歩く道の脇に転がっている物だ。 時々蹴飛ばすけど、家には持ち帰らない。
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12月24日 (月) [2152] 自我の境地102
私は忍耐強い。 大きな目的を持っている。 その目的はかなり危険だ。 そして誰も成し得ていない。 とても興奮するし快感もある。 それを達成しないと不快だ。 しかし、私はそれをやらない。 その代わりに、その情熱と同じだけのことをなんでもない粘土でやる。 粘土が形になってゆくにつれて不快は消え達成感に満ちる。
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12月23日 (日) [2151] 自我の境地101
私は神通力を持っている。 人を動かす力ではない。 金を動かす力でもない。 モノを動かす力でもない。 私は私の指で自由自在に粘土を動かせる。 全てを写し取ることができる。 これが神通力だ。
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12月22日 (土) [2150] 自我の境地100
なんとかなるさ。 なんともならない。 なるようになるさ。 なんにもなんない。 なせばなる。 なるとはかぎらない。 なさねばならぬ。 なるかもしれない。 天命は無方向だ。 私は無方者だ。 無法者ではないよ。
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