10月1日 (土) [1353] 大道芸
fine もうずいぶん前、ニューヨークで知り会ったフランス人の操り人形使いローランがやってきた。よし、日頃の訓練で身につけた英語が使えると、こんなこともあんなことも語っちゃおうと駅で待つ。ところが、さすが大道芸の道化師。Long time no see.を言う間もなく、まあ、表情豊かに笑うわ動くわ、ジョボドヴェボロニャ‥とフランス語をまぶした英語が飛んでくる。これじゃあ、まったくといっていい程わからん。まあ、場が和やかになればそれでいいわけで、別に言葉は秋の虫の声。よかったのは、ウツがチェニジアに3年ばかし住んでいたのでフランス語ができる。なかなか見事なもんだ。力強い人なのね、ウツなのに。またローラン、スペイン語ができて、ウツのつれが、またまたびっくりスペイン語ができるときたもんだ。海外青年協力隊でガテマラに2年いたんだって。 ローランの持ってきた20Lのジュラルミンケースの中から紙芝居の絵や操り人形やらぬいぐるみ、アンプまで出てくる。あっという間に人形舞台は完成し、音楽が流れる。知人も集まってきた。軽くやってくれるのかと思ったらしっかり完璧にやってくれた、45分。バーベキューも出てなかなか楽しい人形劇夜会となりました。ベル・エポック。 フランスでもスペインでもないが、イタリアの映画監督フェデリコ・フェッリーニの映画の中にいるようなせつない心地よさだったさ‥
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