もりわじん絵日記 2005. 4
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4月10日 (日)  [1180] 太陽の子

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 Fine 
桜、完全な満開。外の温度23度、陽当たりいいとこが30度もある。Tシャツで過ごしているのだが、一気に夏になったようで、なんか信じられない。気の早い。
この陽気のようにワシも気が早く何事もさっさと終わってのんびりしたいタイプ。作品でもあっという間に出来ないと気分悪くなるから、あっという間にできる技術を身につける。ところが、一緒に仕事しているSSにしてもバンさんにしても、みんな気が遅いとろい。締め切り近くならないと動かない。そして花粉症。
彼らの興味についての情報をまとめてみるとなんか夕陽的なものが好きだったりする。朝日よりも夕陽。斜陽だね。一年でいうと秋。紅葉見ながら風呂入る感じ。冬ごもりの準備。老後、死への準備‥。彼らが花粉症になるのは、この朝日と春に興味が薄いからではないだろうか?日本の花粉症の人工がこんなに増えているのは、日本の精神が涙流れる切ない夕暮れになっているんじゃないだろうか?みんな老人になってどうするんだ!新鮮な気持ちが薄れているんだな。外国とか旅するとアトピーなどはおさまってしまうというのは、毎日毎日が新鮮な始まり朝日のようだからではないだろうか?
ってなわけで、花粉症の方々、来年は2月ぐらいから朝日を拝むぐらいに早起きをし、子供のように太陽の子、朝日好きになるようにすればどうだろう?
‥結構いいアイデアだと思うぞ。


4月9日 (土)  [1179] 命日

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 Fine
イイ天気、桜はもう満開。昨日植えた花々も元気に色とりどり。
今日はゆっくり君の命日、一周忌である。去年の花見の次の日、、まあ、道路に出て死んじゃったさ。もう、すっかり忘れて泣きはしないと思ったが、こうやって絵日記に書こうと思い出すと多少辛いもんがありますね。普段は思い出そうとしていなんだね。あの後、フェンスを作り垣根や隙間を網で囲んで猫が外に出ないようにした。祭りなどをやると、あまりに賑やかで、おっとりのんびりの猫にとっては居づらくなって外への志向が出てくる。それだけでなく、春の陽気でちょいと冒険もしたくなる。内もいいが外の刺激も欲しい。ちょいと、道に出てみる‥
‥前に住んでた土地に旅に出る。ここでゆっくり君は生まれた。家の扉を小学生が叩き、猫いりませんか?うちは他の猫でいっぱいだけど、どんな猫か見てみたい、と寺で待ち合わせ。薄ぎたない下痢ピーのちっちゃい三毛猫。ビエ〜ビエ〜と猫の声ではない。耳の中にダニがいて病院通い。成長とともに、頭はいいし人懐っこいからみんなの人気者。いつの間にかファンクラブができた。ゆっくり君が通った道を通り今の家に帰る。庭の桜の木の下に死んだゆっくり君は埋まっている。今年の庭の満開の桜はゆっくり君の気でいっぱいだ。
今日はゆっくりファンクラブの方々がやってきて一緒に花見をした。空一面に広がったゆっくり君に包まれ‥


4月8日 (金)  [1178] 境界

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 Very fine
暑苦しい夜だった。この間まで電気敷布をつけていたのに、昨晩は布団をはねのけて汗かいて寝てた。‥一時間以上も温泉入ったせいかな?
この間の花見で、気付いたところを直す事に。桜の木とアンズの木の間が空いていて、そこから枯葉ばあさんの正面玄関がバッチシ見える。庭での宴会で3度も警察が来た事ある。怪しいのは枯葉婆だ。あの玄関の扉の向こうや窓のカーテン越しにいらついている姿があるような‥。そんなしょっちゅうやってるわけでないのだから、耳栓でもしてくれりゃァいいんだけどね。それはいいとして、はっきり見えるという事はお互い多少気になる。逆に全然見えないというのも何してるか解らん不安がある。なんとなくの気配があるぐらいがいい。だから木を植える事にした。木なら気も風も通るからね。早速、植物屋さんに出かけ木を探す。この桜が咲く時期に一緒に咲く花がいい。きれいな紫に咲くミツバツツジと黄色いレンギョウ、爽やかなピンクのゲンカイツツジというのを手にいれる。植えつけついでにモモと梅も移植する。みんなまだ小さいものなので、のちのちが楽しみでる。これで花だらけの塀ができるわけだ、ダハハハ‥。このように、日々修正進化するわけさ。
ところで、反対隣の嫌猫爺はうちとの境にトタンで塀を作って完全に閉じてしまった。気も風も通らない。心が腐っちゃってしまうんではないかな?どこかの鎖国している高慢な国のように‥


4月7日 (木)  [1177] 生瞑想

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 Fine 
桜だが、もう5分咲き。見る見る間に咲くものだ。もう、タガが緩んで外れた感じ。一週間で満開とかいってたが、違ったね。
さて、祭りの後片付けをして、このいきなりの夏のような陽気の中、のんびりボーッとだらける。
近所に、温泉ランドができたというので、とことんボーッとしに行く。こんな明るいうちから風呂に入るのは久しぶりだ。平日なので人は少ない。暑い湯やサウナに入り、その後、水風呂で一分間身体を引き締めて、露天のイスに座ってじっと目を閉じる。冷めた身体に陽に当りだんだんとゆっくり温度が上がってゆく。とても心地よい。これがこのまま仕事になればすべてを解決できるような気がする。目の前に絵を描いている自分の姿を思い浮かべてみる。このだんだんと上昇する温度の流れと同時に絵が描きあがってゆく。はっはぁ〜、これだね!‥
昨日の花見のように人が集まり、言葉が飛び交い、その本質的である無意味に気付いていく感覚も面白いが、このまったく言葉の無いところから何かが自然と育つのも面白い。
前述は問答で、地の雑草を取り耕してゆくようなものだろう。
後述は座禅で、草木が自然と育ち実になるようなものだろう。
双方合わせて吸っては吐く呼吸みたいなもので、これが生きている瞑想と言えそうだ。片方だけでは、世間に流されるかただの気休め、世間に飲み込まれるかただの逃避だろう‥


4月6日 (水)  [1176] 花見

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 Great wonnderful fine
おおォ!桜やっと咲きました。けど、ほんの僅か。0.25分咲きって感じかな。さてと、今日は庭で花見だ。
朝から、大晦日のように家の中やら庭を掃除する。いや、大晦日よりマジに掃除してるな。たまに、こうやって、大勢の人が集まるとなると、ほんとうの虫(無私)のように成れる。この巣の隅々まで気が行き渡る。一年ぶりに会う人や、4、5年ぶりの人などがいるし、初めてこの巣に来る人もいる。
アトリエに絵などを飾り、万事完了。
桜はちらほらだが、他の木、白コブシ、薄紫コブシ、ピンクユキヤナギ、モクレンは満開。シモツケがコブシの下で七色に光る新芽をだし明るい。小さい花で数も少ないが枝垂れ桜も咲いている。ボケは7分咲き。他の木々も新緑を出している。鮮やかで前向きな明るい風景だ。いい天気に恵まれたし‥
花見パーティは盛大に盛り上がった。


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