4月7日 (木)  [1177] 生瞑想

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 Fine 
桜だが、もう5分咲き。見る見る間に咲くものだ。もう、タガが緩んで外れた感じ。一週間で満開とかいってたが、違ったね。
さて、祭りの後片付けをして、このいきなりの夏のような陽気の中、のんびりボーッとだらける。
近所に、温泉ランドができたというので、とことんボーッとしに行く。こんな明るいうちから風呂に入るのは久しぶりだ。平日なので人は少ない。暑い湯やサウナに入り、その後、水風呂で一分間身体を引き締めて、露天のイスに座ってじっと目を閉じる。冷めた身体に陽に当りだんだんとゆっくり温度が上がってゆく。とても心地よい。これがこのまま仕事になればすべてを解決できるような気がする。目の前に絵を描いている自分の姿を思い浮かべてみる。このだんだんと上昇する温度の流れと同時に絵が描きあがってゆく。はっはぁ〜、これだね!‥
昨日の花見のように人が集まり、言葉が飛び交い、その本質的である無意味に気付いていく感覚も面白いが、このまったく言葉の無いところから何かが自然と育つのも面白い。
前述は問答で、地の雑草を取り耕してゆくようなものだろう。
後述は座禅で、草木が自然と育ち実になるようなものだろう。
双方合わせて吸っては吐く呼吸みたいなもので、これが生きている瞑想と言えそうだ。片方だけでは、世間に流されるかただの気休め、世間に飲み込まれるかただの逃避だろう‥