4月3日 (日)  [1173] 調和点

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 Fine,rain later
バンバンバン、桜咲いてないのに、朝も昼も祭りのお知らせ花火が上がる。バンバンバン。それでも、さくらちゃんは開かない。さてと開きもしない桜や人間に手こずって心いらついていても埒が明かない。
どれ、仕事でもするか。最近、やっと、仕事が楽しくなってきた感じだ。陽気のせいが一番だが、この間までの怠け者が嘘のよう。変な粘土作品がポコポコできてる。なにより久々にエカキストをやっている。今回の個展は、ちっこいのでいくつもりだったが、やっぱり春になると庭出るのが楽しいので、外での作業をやりたくなる。それで、またでかい切り抜き絵をやることにしたのだ。3×6尺の合板に下書きしジグゾーでカットし磨きシーラーを塗る。絵らしくキャンバスなどの四角いものに描けばいいのだが、なぜか面白くない。そういうのは値うちがありそうでイイのだが、気分が乗らない。なんか、閉鎖的で締め付けられる感じがするのだ。額なんかついたら尚更締め付けられる。四角い絵は何百年と続いているものなんだけどね‥。絵描きは自由に向かい、締め付けられない為にだんだんキャンバスを巨大化してゆく。もしくは漫画のようにコマ割りになって細胞化してゆく。これは、もともとの自然界に四角などというものはないから、自然界に近づこうとしている行為なのかもしれない。自然界はすべてが自由に繋がっているからね。
この人工的四角に対する挑戦はワシの精神の奥で続いていた。そして、今回、とうとう人工と自然の調和点を発見するにいたった、ダハハハ‥今のところ。自分の興味が四角にではなく調和点にあった事も再発見。
いろんな人がいろんな考えやいろんな価値観やいろんな好き嫌いを抱えて生きている。これらがこの社会でスムーズに流れる為にはミックス、コンビネーション、愛、和、調和が大事。この調和点を探すのが人生最大の極みなのかもね‥わじんの『和』ってなわけだ‥