4月20日 (水) [1190] 神棚
Rain
庭でのペンキ塗り、寒いわ。作品とは関係のないものにこんなに体力と時間を費やしている。材料費だって粘土以上どころでない。いつもなら、ここまでやってたらアホらしくなって止め止め。収入にならん、意味ない、面倒だ−、無駄だーとなって止めてしまうか、イライラして適当に手を抜いてしまうのだがね。この一見無駄なような事が大切みたい。庭いじりもそう。無駄でない事が大切なように思うのが普通だが、無駄でない事というのは金銭などに関わる私利私欲がほとんど。これは結局全体ではない。家にしろ社会にしろ生命にしろ、金や快楽を生むところの部分だけの為にあるわけではない。
自分という存在を眺めてみる。一人でここにいて金と快楽・私利私欲だけで生きているわけではない。そうだったら死があまりにも無意味だ。自分がここにいる為には、親がいてその又親がいてと命は連綿と続いている。大きく言えば地球に生命の誕生があって大自然があって先祖がいて自分はここにいる。当り前のことなのだが、自然や先祖の為に時間とお金をたんまり使おうなどとは思わない。どこかで、人はこの生命の大きな繋がりを絶って自分の欲だけで世界を見ている。自分以外の為には勿体無い、無駄だと思う。だから孤独を感じる。この無駄だと思うところに繋がりがあるわけで根がある。植物でもそうだが、表に出ていないで見えないのが根だ。この根こそ真の生命力だ。頭つまり自分という意識は、この大自然の根っこが見えない気付かないから、自分の根っこをわざわざ探す為に悩んだり苦しんだりしているのではなかろうか？
という事で、この雨の中、僕の根っこである庭の猫のお墓の草むしりをし、アトリエの手作りの神棚もきちんと掃除した。お墓や神棚を掃除したりすると気持ちが新鮮になるから、たぶん根っこからエネルギーが入ってきているのだろう。だから、今日は新鮮、庭は寒いが着込んでエカキストに励めた‥
|
4月19日 (火) [1189] ヨゾ
Very fine
いや〜、昨日の散歩と立ちっぱなし、それにヤスリがけをしたせいで、夜中寝てて足と腕がボーボーして火照って火照って叫びたいほどであった。性欲に捕われ自暴自棄になって犯罪に手を染めてしまう鬱屈した青年の叫びのようだ！こういう時は水をかぶるのがいい。夜中、水を当てたら、すーっと心の乱れは引き、うまいことにいい夢を見てしまった。それはね、夢の中で緊張しないでなんとなくだがスムーズに英語をしゃべっていたのだ。起きたら、英語に慣れたような気分になっていた。鬱屈は別の感覚を引き出したようだ‥ラッキー。
最近、黒猫のヨゾが塀を越えてどこかに行ってしまう。また、道路に出て事故にあうとも限らんので、ヨゾがいつもこえる塀のところに柱を立て網を張りバラ線を絡めた。どうだ、これで出られないだろう。アニニョンも外出るのだが、アニはどこでも越えるから、もう諦め。
今日はこんな作業をしたので、気分がよく、また充実した立ちっぱなしエカキストとなった。足腰が丈夫になりそうだわ。
|
4月18日 (月) [1188] 絶好調
Fine、rain later
かなりぐっすり寝た。多少頭の割れた後遺症は残っているものの次第に元気を取り戻す。昼過ぎ、外に用事があったので散歩してみる。いろんな花が目に入る。気に入った木は手当りしだいにうちの庭に植えた筈なのに、世には、オ〜これはイイというのがまだまだあるわ。図鑑で見るのと違って現場はすばらしい。植物を甘く見てたな。それと散歩などは面倒と思っていたが、この季節は木々の成長が著しいので楽しい。エネルギーがしみ込んでくるみたい。それに、止まっているのと違って歩いていると思考が凝り固まらないので捕われない。つまらん考えにこだわらなくなる。なにせ、目の前にはさまざまな木や花があるんだもの、目も頭も離せない。うろうろと歩き回ってしまった。しかし、近所なのに何が植えてあるかなんて何も知らないんだね‥
まあ、こんな心地よい散歩をしたんで、気分も絶好調に戻り、エカキストにはずみがついた。すぐ座りたがる癖がついていたと思っていたのに、気付いたらズ−ッと立ちっぱなし、３時間！我ながら、すっご〜い。おかげで、久々に心地よい足の疲れだわい。
|
4月17日 (日) [1187] 元凶
Fine
さっさと起きて、顔も洗わず庭に出て額や台を見たら、思わずペンキを塗り始めてしまった。普段なら、ちゃんとそれ用の服に着替え、臭いのでマスクをしてやるのだが、ハマってしまった。楽しんでハマっているからイイのだが、問題が起きた。頭ががんがんする。あ〜、マスクだけでもしてやりゃよかった。
これはペンキだけのせいではないな。この間いらついて腹立てながらこってりしたもの食べたんで胃の調子が悪い。ウンコがスムーズでない。オナラが溜まる。腸がオナラを吸収して血液中を回る。身体中がオナラだらけになる。頭まで回って頭が重い。それに加えて、このペンキの匂い。がんがん‥
さっぱりしようと昼チョイ過ぎぐらいに風呂屋にでかける。頭も胃も痛いけど、とってもイイ。朝も昼もメシ食ってないので、風呂上がりに素ウドンを食う。うまい。
これで考えたのだが、夕方には仕事を切り上げ、風呂屋で２時間ぐらい過ごし、素ウドン食って帰って寝る。次の日は早く起き又仕事に集中する。気の流れもいいし健康にも経済的にもいい‥。どうだろう？たぶん、一日がすごく長いだろうな。よし、これでいこう。ところが、頭痛がひどい、気持ちまで悪い。どうも湯当たりしたみたい。ア〜身体がおかしい、散々だ。頭が割れる−。パンッ！血管が切れ死亡。
元凶は、メシ食う時にいらついてたり腹立ててた事だ。ほらみろ！病気は気の病いだろう！楽しく食わなきゃぁ‥
|
4月16日 (土) [1186] ○
Cloudy
眠い。やや寒い。庭の草むしりなどをし、額縁をグラインダーで加工する。ちっちゃい作品をのっける台に色をつける。最近描いている切り抜き絵もこの額縁も台も、皆作品の周辺に置かれるもの。今まではこういうものを作る時間を勿体無いと思っていて、売ってれば買うし、わざわざ自分で作るなんてことは面倒と思っていた。たまに作ったりしたが、やはり時間の無駄。そんなふうに感じる時は、作っていて少々いらついたりした。作品が中心で、中心だけしっかり作っておけばいいんだ。この個展前でクソ忙しいのに、無関係なものをやっている、ア〜面倒臭い、と。
たが、この間この周辺がかなり重要だという事に気付いた。この関係ない無駄なところが大事だ。アトリエに庭いじりが関係ないようだが、庭が大事というのと同じだ。周辺は中心と違って経済などを気にしないから、純粋に感性のみで集中できる。だからこの周辺というのはすぐにはまり込んであっという間に時間は過ぎ楽しい。
これはほんとうのところ周辺と思っていたものが中心で、中心と思っていたものが周辺だったってことかもしれない‥
今回の個展は中心の作品が小さいもので、周辺が大きかったり時間をかけていたりする。これで、ちょうどバランスが取れた感じだ。まあ、なんでもそうだが中心と周辺を知ってこそ、ちゃんとした丸ってことなのだろう‥不思議と宇宙が身近に感じる和。
|
|
|
|
| 1
| 2
| 3
| 4
| 5
| 6
| |
|
|
|
