7月16日 (木) [2723] 化ける60
実際、主役が無いなら、無いが主役だ。もちろん当然脇役も無くなるだろう。上と下のようなものだ。目の前に上や下があるが、ちょっと広く考えれば、足下のズーッと下が地球の裏側では逆転して上に当たる。地球から離れてしまえば無重力となって上も下ももはや無い。何が上なのか、何が下なのか、もはやどうでもいい。単なる作業上の取り決めとして使う程度で、心理的には上下は無くなる。
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7月15日 (水) [2722] 化ける59
自分がいなくなって主役であるワインが歴史を作る。僕でいうなら、自分がいなくなって招き猫の歴史が作られてゆく。まあ、そういう視点で見たらそうだろうが、なんか脇役脇役という台詞、少々きれいごと言ってるような、ざとらしいというか、偽善者というか、知という世界に捕われてしまっているような、実際は違う感じがするな。この暑さに善人ぶっているとほんと疲れるわ、ア〜くそ暑い。何度水風呂入ったことやら…
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7月14日 (火) [2721] 化ける58
自分はワインが好きだとする。するとワインが主役になって自分がワインの脇役になる。ソムリエなどになれば主役のワインは引き立つ。何かをものすごく好きになればそこに主役と脇役が生まれる。まあ、好きにならなくても好奇心や興味などが沸けば、そこに主役も見えてきて自分という名脇役が育つ。いつの日か、脇役がなくても主役が引き立つ。
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7月13日 (月) [2720] 化ける57
狭い世界では、自分は主役であると思い込んでいるが、寝ている時など私という主役などはどこにいるんだろうと思う。これって意識の問題かな。集団的無意識というのがあって、そこは個人を超えている、という。ここが脇役だらけのマンダラだ。
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7月12日 (日) [2719] 化ける56
宇宙の中心が地球だ、天動説だ!と思い込んでた昔があり、つまり地球が主役だ。その後すったもんだがあり、地動説が罷り通るようになって、太陽が中心で、その周りを地球が廻っている、つまり地球は脇役だったわけだ。その宇宙の中心の太陽さえも銀河の周辺であることがわかり、銀河もまたこの宇宙では中心であるわけがない。同じ場所にいる主役などは居らず地も天も動いていた。宇宙にも主役はいない。
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