7月21日 (火)  [2728] 化ける65

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 自分の母親は1933年生まれだからもう70半ばを過ぎている。その母親が今度脳を手術することになった。血管が腫れていて、そこが破けたりすると脳卒中などになってしまう。いつ破けるか解らない、破けないかもしれないが、爆弾を抱えて心配しながら居るよりは、手術して破れないようにするという事らしい。僕には何もすることができないし、安心する言葉も持ち合わせていない。でも、粘土いじりからならどんなことでもできる。そこで粘土いじりで手当てをしてあげることにした。その作品は、母猫が子猫の頭やお腹に手当てをしているものだ。僕は母親の子供だが、僕が母親の母親に化けて子供時代の母親の手当てをしている気分だ。お百度参りというのがあるように少なくとも百体は作るつもりだ。