7月31日 (金)  [2738]  赤福十代目

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 見本の作品ができたので赤福オーナーに会いに伊勢に出かける。なんか嬉しいおじいちゃんだ。七福神の布袋さんのような満面の笑みで迎えてくれた。
 僕は気分的に年上の男性というものが好きでない。別に年下の男性が好きなホモではないよ。親父共はうんちくを言うし、若い時の自慢話をする。頑固だし、うざい。付き合いたいまともな年上の男性はいるにはいるが滅多にいない希少価値なのだ。仕事はなるべく親父共に会わないようにしながらやっていたのだが、オーナーは直でしか仕事をしないというので会うハメになった。でもどうにかしてこの面倒を避けたいから、いろいろ考えているうちに子供のように知恵熱が出て後頭部が痺れるようになった。考えはまとまらず、ザバヴァのようになるようになるさ、もしかして面白いかも、食わず嫌いかも、と思いながら会う。そこに、おじいちゃん、子供のような満面の笑み。作品を見せた。すごいことに作品を的確に見抜く。なるほど、タダの金持ちではない。すごい人だと思った。