もりわじん絵日記 2009. 12
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12月16日 (水)  [2880] 薪3

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 よく知らなかったが、薪とは1年から2年ぐらい乾燥したものを使う。まあ、長く乾燥した方がベストだ。ススが出ずストーブや煙突が長生きする。油分の多い木などは使えない。木の種類によって温度が違う。なんかいろいろあるわけですな。貰った薪は来年には乾燥する薪と形の悪い乾燥した薪と焚き付け用の薪。それにこの焚き付け用を細割にする小型の斧と僕の名前を適当に彫り込んだ丸太の台。奴のやさしさは充分感じる。が、妙な感じが残る。勝負の世界でいうところの上手を取られたからだろう。


12月15日 (火)  [2879] 薪2

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 まあ、とりあえず必要なものだから貰っといて、薪の棚を作らねばならない。この大量の薪を玄関側においておくことはできない。せっかくの美しいファサードの邪魔になる。雪や雨を避けねばならないので、デッキの下などに置こうと思って薪ストーブ屋さんに聞いたらダメだと言う。薪は陽当たりがよく風通しの良いところに置かなければならない。まるで洗濯物だ。ん〜、どこにしよう。甘く考えていたな。雪が降るから、早よせねば‥


12月14日 (月)  [2878] 薪

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 田舎はおかしい。家猫には薪ストーブがある。それを聞きつけた同級生がクレーン車で薪を800キロ程運んで来た。タダでやると言う。そのかわり孫の顔をした猫を作ってくれだって。こんな物々交換、あった試しがない。作品はものではないと思う。薪はどこにでもあるが、僕の猫は一点ものだ。普段ならこういうのは完全に無視なのだが、あまりに単純であっけらかんと当然の態度だ。薪も必要だし、どう言って断っていいものか解らない。言葉が通じない世界に迷い込んだようだ。


12月13日 (日)  [2877] 自分流

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 この地に越して来て近所に自己紹介せねばならんだろう。両親や周りの世話好きはアレやコレやと言うが、どれも面倒くさい。ワシャ、人のルールや土地のルールを頭から信じるタイプではない。あまりにガチガチ固まっていて自由がないものや、それが当然だみたいな楽しくないものは嫌いだ。形だけが残っているだけのものはつまらない。楽しくないと感じる。どこに行っても自分流でないと世界中の皆様に失礼に当たる。自分流が我が儘流かというとそうではない。けっこう世界流である感覚を持っている。とにかく田舎の皆さん、楽しくいこうぜ。


12月12日 (土)  [2876] 高層ビル

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 家猫を見てしみじみ思う。ファサードの広がり、こんなに広がりのある家をあまり見た事がない。裏からは橋を渡って河を越えて見ると寄り添っている二匹の猫に朝陽が当たっていい。バックには雪をかぶった葉山という霊山が見える。家猫は遠くから見るととても美しい。観るための空間が大きい。山のようだ。人工的なものではピラミッドや高層ビルと似ている。そんな重構造ではないが、あっさりと視覚だけでその効果を出している。そういう意味で、この猫の顔はすごい。それが招き猫であり寄り添っている夫婦猫というのも優れた効果だ。完全なる自画自賛だが自分にこのような広がりがあった事がとても面白い発見なのだ。ガハハハ‥


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