12月20日 (日)  [2884] コーヒー

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 田舎はおかしい。家の玄関に勝手に野菜を誰かが置いてゆく。あとで親戚の百姓のおじさんということがわかった。しかしこのおじさんが親戚だと知ったのは上棟祭のときで、生まれてこのかたこのような親戚がいることなど知らなかった。野菜を持ってきて三度目のこと、頼みたい事があると言う。友達がこの家でコーヒーを飲みたいと言うのだ。他の農家のおじさんなんかと比べものにならない程汚げな風呂など入ったことなさそうな顔して社会の窓は開けっ放しなのに、ここでコーヒーとはなかなか面白いおじさんだ。しかし、ここは喫茶店ではない。