7月16日 (月) [2004] 妖怪
CLOUDY,rain later 台風の去った後。 アブラゼミとヒグラシの妖怪がやってきた。 久しぶりに見たが、やっぱり妖怪だ。 どう見ても妖怪だ。 昼飯を食いに出かけたが、食べ方も妖怪だった。 庭でお茶をしたが、妖怪だった。 どっから見ても妖怪だ。 ここまで妖怪だったとは…
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7月15日 (日) [2003] のうのう
TYPHOON 台風です。 カエデやイチョウの枝が激しく揺れる。 そんな大木の下でオレンジ色のヒメヒオウギズイセンの花が台風など素知らぬ顔で楽しそうにゆったりと踊る。 庭を見てるとカメ吉を思い起こす。 別に死んだわけではないのだが、二日も見ないと心配になる。 まだ来たばっかりの頃、隣のコンクリートの境界線とうちの木製の塀に挟まれていたことがあった。 今もどこかに挟まって身動きがとれなくなっているのでは、などと思ったりしてしまうのだ。 だから、この間のように猫などの危険もない雨の日、のうのうと歩いている姿を見るとほっとする。 そして時々、立ち止まって遠い空を見渡す。 シャワーを浴びるように。 実に美しい。 まるで気のふれたおじいさんが散歩しているようにも思えるけどね。 それだって美しい。
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7月14日 (土) [2002] 散漫
HEAVY RAIN あっ!いた。 雨に濡れないようにか、山椒の葉を傘にしてイモ虫はいた。 昨日はどこ探しても見当たらなかったのにな。 「誕生日」展でもそうだったが、自分の誕生日の作品がなかなか見つからない。 732点の1点を1秒見たとしても732秒。 13分もあれば十分探し出せるはず。 ところが30分以上探しても見つからない人もいる。 自分も探すのを手伝うのだが、それでも見つからない。 もしかして作らなかったのだろうかという思いがよぎる。 まさか、無意識にでも数を数える癖を持つ自分が、そんな手抜かりはない。 それも同じ誕生日は2点あるわけだし。 目は見ているのだが、脳が見てないのだろう。 あらぬことを考えている。 違った異空間に旅に出ている。 ネッカーの立方体という図形があって、これを見ると3秒ぐらいで意識がコロコロ切り替わるのがわかる。 集中力などは1分ぐらいはあるだろうと思っていたがたった3秒だ! 持続力などなく、かなり散漫なんだね。 散漫だとどんどんどっかに行ってしまう気がする。 自分を見失いそうなそんな不安があるから、なにかにこだわりたい。 なんとなくこだわってみようとこだわった自分の誕生日が見つかった時、なんでもないことなのに自分を発見した安心感が喜びになる。
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7月13日 (金) [2001] 芋虫
RAIN パソコンテーブルから見える西の窓。 ここには去年虫にやられて枝もまばらな人の背丈ほどの山椒の木がある。 4日前にその木の枝に緑色のアゲハの幼虫を一匹発見した。 時々偉そうにじっと空の彼方を見ている。 イモ虫の下の葉にはうんこが2個。 そうやって初め小さかったイモが、毎日成長していった。 今朝も確かにいた。 ところが夕方どこ探しても見当たらない。 さなぎになるにはまだまだ小さいと思う。 この木には時々鳥がやってきて山椒の実を啄むから、ついでに食われてしまったのだろうか? 山椒の実は緑色に膨らんでいる。 あいも変わらず梅雨でじめじめしている。 ちぇっ、コーヒーでも飲むか。
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7月12日 (木) [2000] 庭
RAIN お〜、この絵日記も2000回だね。
じめじめしてますね。 さて、今日も昨日の続きの垣根の剪定。 今日のは背が高く大きいので大変だ。 腕の筋肉ピキピキいわせながらやる。 やっぱ、風呂屋に行くわけ。 当然。
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