7月28日 (土)  [2016] 無我の境地8

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  FINE
のどの上には額がある。
第三の目というのはここだ。
かなり高い位置だ。
目より高い位置だから見えた物が見たままではなく感覚や意味が含まれ見える。
この位置の内部には脳がある。
ものは頭脳で考えるからこれ以上高いところはないように思う。
知識が最も優越感を持つのはそのせいだ。
頭脳だけで諸事を見るところがあるので情感がなく冷めていて知識に騙し騙される。
頭脳という法で支配する。
論争や個人主義が主流になっているため理不尽な争いが絶え間ないどうする事もできない状況に陥ってしまう。
近代文明を支えている学者とか科学者はここに位置する。
しかし、この上は見えない。
頭脳は上にも行けない、下に行くことは劣等と思う。
この八方ふさがりの状態が現代だろう。