もりわじん絵日記 2008. 9
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9月25日 (木)  [2428] 家猫85

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粘土作品の底の方に目をやった。
お〜!内側にえぐれているではないか。
なるほど、これを家の基礎に応用すればいいかもしれない。
家猫だし、粘土の延長に家はあるわけだし。
しかし、なんか転がりそうだな。
じゃあ、顔をダルマにしよう。
台風が来ても起き上がる、なんてね。



9月24日 (水)  [2427] 家猫84

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雪国だから基礎をけっこう高くする。
1メートルぐらいかな。
ここは打ちっぱなしのグレーになりそこから家が立ち上がる。
この基礎が問題だ。
そのまま基礎の打ちっぱなしが伸びて家になるってのが打ちっぱなし建築だ。
灰色の泥に立つ長靴履いたやつって感じだ。
なんかありきたりでつまらん。
基礎を見えなくして家を宙に浮かしたようにする手もある。
スカート履いた足の貧弱な娘って感じだ。
上の壁色をそのまま基礎色に下ろすのもある。
着ぐるみの赤ちゃんって感じだ。
どれも、いまのところ面白みがない。
村野藤吾氏は木の根のように基礎を広げたそうだ。
真似は嫌だしな、さてと自分はいかなる形にするのだろう?



9月23日 (火)  [2426] 家猫83

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家を建てる山形の村山だけど、ここは紅花が名産。
この黄色のものを漆喰に混ぜればチャイの毛の色になる。
どこかに使えるのでは?
地産地消、地域貢献、地域新名産発明。
実験的に春に紅花の種をまいたが、時期が遅かったせいで駄目だった。
ついでに一緒に蒔いたタデアイはいっぱい芽が出た。
これも漆喰に混ぜてもいいが、その前になにかを藍染めしてみよう。



9月22日 (月)  [2425] 家猫82

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今は猫祭り真っ最中。
建築ばっかり考えているわけでない。
今度の個展はまた新たなアイデアだ。
『げんかつぎ猫百覧会』
前の『おみくじ猫百覧会』が精神の為のものであった。
今度の[げんかつぎ猫]は身体の為のものなのだ。
50も過ぎて身体が心配だからこんなアイデアが出てきたのかもしれない。
くじを引くためのマニ車というものを作った。
マニ車とはチベット仏教で用いられているもので、回すとお経を唱えたのと同じ功徳がある。
チベット仏教に対するオマージュです。
なかなかいい感じ。
お楽しみに。



9月21日 (日)  [2424] 家猫81

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その心配を脱するには、いい家猫を建て、やはり田舎でもいつか個展をすることだろうな。
たぶん夢でないなら、時間はつながるだろう。



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