9月14日 (日)  [2417] 家猫74

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建築の基本はいたずら書きだ。
言った手前、いろいろ眺めてみる。
ガウディなどは蟻塚のようなうねうねしたいたずら書きから粘土細工。
ゲリーなんか、いたずら書きから紙細工。
それから藤森照信の高過庵などは二本足の鳥。
鳥の絵を描けばけっこうみんなああなる。
太い木の一本足ならタダのツリーハウスだし、3本足では鳥でない。
コルビジェのロンシャン礼拝堂は蟹とは言っているが、子供帰りした老人の夢見る巨大チンコマンコが潜んでいる。
絵描きでなくとも誰でも一度はいたずら書きした秘部だ。
四角い建築だって、結局は積み木遊び。
どれもこれも基本は無邪気ないたずら書きの延長。
だからいたずら書きの一部分である積み木遊びだけが建築ではない。
もう一度基本に帰っていたずら書きいっぱい描いてみようぜ。