もりわじん絵日記 2010. 12
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12月21日 (火)  [3249] バイオリン

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 久しぶり登場のみん助は、今年春町工場に入社するというので、うちを卒業(首)したはずが、いつの間にか嫌いなやつがいる、つまらない、給料安いと暗くなって、このままでは夜の闇に溶けていじけたドブネズミになってしまうと思ったのか、町工場を辞めて、貯めてた金を持ってバイオリン工房の門を叩き、大枚をはたいてバイオリンを一台手作りした。サラサーテのチゴイネルワイゼンは弾けるかと聞いたら知らないと今は夢見るプー太郎だ。仕方ないから時々バイトをしてもらっている。


12月20日 (月)  [3248] 公美堂55

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 商店街オヤジらは画材屋に集まるアーティスト志向の者共をまともとは思っておらず、確かに変わり者が多いが、未来も考えず夢だけ追う頭の足りない我が儘な世間知らず、確かに身勝手極まりないが、無駄に高い画材を使って無駄なものを描いて消費している役立たず、確かに無駄無駄の役立たずだが、必要ない者だと見下している。ん〜、確かに必要ない見下されもん共だ。ん〜〜、まったくその通りではないか!


12月19日 (日)  [3247] 薪棚完成

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 屋根取り付けの時、たまたまみん助が来たので4メートルの長さ、幅が120センチ、高さが1メートル程の屋根を二人で持ち上げる。かなり重い。やっとこ薪棚に屋根を乗せる。なんか幅が短い。あ〜〜!、波板を買ってくるとき屋根の角度を考えてなかった。角度が付いたら短くなってしまったのだ。念には念をいれて行動しているつもりなのだが、ガックシ。とりあえず雨が当たらないからよしとして、杭を打って、その杭に屋根の足6本を取付けて薪棚完成。眺めながらコーヒーを飲む。夜は眺めながらビールを飲む。実に心地良い。


12月18日 (土)  [3246] 公美堂54

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 画材屋にちゃんとしたお客としてくる者の中には、常識人の持つ頭脳とは微妙に違う者がいる。商店街オヤジらと同じようにいつもなにかを追い求め、同じように決して追いつくこともないし、同じように並ぶこともないけど、停まることには気付いている。停まると言うより留まる。絵を描くことで世間の流れから外れ、絵に留まる。まだ見もしない闇なのか光なのか、それに包まれ留まる。


12月17日 (金)  [3245] 小屋完成

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 モミジ小屋完成。この小屋は乾いた薪を入れておく所であり同時に作業場でもある。アトリエとは違った待望の遊び場だ。ストーブを置いて湯なんか沸かしたりする。中での最初の作業が自作薪棚の屋根作り。雨は仕方ないが、雪が降る前に屋根を作りたかった。今は、雪が積もっていて、これだとほんと屋根取り付けが大変だったとつくづく思う。雪降る前に小屋ができて助かりました。


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