もりわじん絵日記 2005. 7
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7月26日 (火)  [1286] 噛めるぞ

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 taihoon
お!噛めるぞ、噛めるぞ、ものが噛めるぞ。ガハハハハハ‥
やっと、マトモに食事ができるようになった。今後こんなこと嫌だからプラークコントロールきちんとするぞ。もちろん疲れるようなリズムの乱れはことごとく避ける。メシが噛めない、食えない、まずいと、ほんと人生すべてがつまらなく感じるからね。ア〜治ってほんとよかったわ。
今日は、おみくじカメ猫の絵付けだ。今までのおみくじはくじ棒が100本入っている木の筒を振って一本の番号の付いた棒を引き、その番号のおみくじの紙をでかい引き出し箪笥から出して渡していた。また同じことするのも芸がない。今回は大きな瓶を抱いた招き猫を2体作った。この瓶の中におみくじをたくさん入れて、それを引いてもらう。これだと手間も省けるし、重い引き出し箪笥もいらないわけだぢづでど。大雨の中、デッキに出て、バケツにたっぷり絵の具をといて作品にぶっかける。そのあといろんな色を付けては拭いて落としてゆく。イタリアの古いテンペラ画のような荒くて渋くて深い感じなんだけど明るいハッピーな雰囲気にしたいのだ。やや、そんな感じにはなったけど‥


7月25日 (月)  [1285] 神の子

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 cloudy
昨日、バーベQやらずにのんびりしてたおかげで、歯が痛くない。まだ完璧ではないが、しっかり福に至ろうとしている。おォー!至福じゃ至福じゃ。ってことで、仕事もはかどるわ、楽しいわ、ずいぶん元気じゃ。まったく単純明快なもんだ。
新バージョンのおみくじ猫も100体できて、これに前にできていたおみくじの言葉を合わせてゆく。おみくじの招き猫と言葉はまったく関係なく作ったのに、不思議と合う。同じ人間が作ったからだろうか?それとも合わせれば合うものなのだろうか?このまったく無関係なものを合体させるやり方の面白いのは、言葉からできた招き猫でないし招き猫からできた言葉ではないから無垢な広がりがある。招き猫を見て言葉を読んだ瞬間、新しい感覚がでてくるんだよね。父と母から生まれた子供のようなものだ。新鮮。その子供は父母双方のより良い遺伝子を持っているから強い。というわけで、今回のおみくじ猫もおみくじを引く人に未知なる新鮮さと強さを持った感覚を与えるわけですな。それに加えて、展覧会会場ではおみくじのくじ紙が手に入り、それに絵が描いてある。この絵もまったく無関係に描いたもの。立体・言葉・絵、これらが合体。父・母・神、それらの子ってわけかな?アハッ!アハハハハ‥


7月24日 (日)  [1284] 至る福

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 cloudy
ま、とにかく歯石を取ってちゃんと磨く。くちゅくちゅ殺菌して疲れがたまらないようにする。この疲れが一番のネックだったね、今回は。まあいいやとあんまし乗り気じゃないのにしてしまうと、あとでこのように一週間以上も祟ってしまう。気が向いてないのをわかっちゃいるのにおつきあいだからと気の流れとは反対のことをしてしまう。それなりに面白いけども、どっか心の片隅にわだかまりがあったりする。これがよくない。のんびり時間をかければあとで祟ることもないんだが、ちょいとわさわさしすぎだね。ワシは作品で社会と接しているわけだから、生身がワサワサ社会に巻き込まれる必要はない。ワサワサに巻き込まれないようにとこんな作品作っているんだから。それにワサワサ社会に巻き込まれると腕が鈍る。この年になったんだから自分の身体は自分が一番よく知っている。自分にあったリズムでやってかないと身体を壊すどころかベストな仕事が出来なくなってしまう。今後気をつけようっと。という事で、今日は、夏祭りでバーベQやろうと思っていたが、中止する事に。庭でも眺めてのんびりするのだ。
はっ!そのように決めた途端、心の重荷が降り、とてもリラックスしてきて、身体の奥底から自然治癒力が沸々と湧いてきている。これ、とても心地よいわ。あ〜、夏祭りなのにバーベQができなくてつまらない、ではなく、身体を快復させようという気は、バーベQより楽しいみたい。
たぶん、この自然からズレてしまったまずい状態を軌道修正する気の方向を至福と言うのではなかろうか?


7月23日 (土)  [1283] 絞り染め

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 cloudy
なんか、よく眠れなかったワイ。朝方早く、悔しいのか歯を食いしばったみたいで、奥歯が痛いのなんの。起きて痛み止めを飲む前に、空っぽの胃にこんな薬は胃が荒れるからと豆乳飲んでから飲む。そして寝る、がしかし、薬がすぐに効くわけでもなく痛くて眠れず、薬が効いてきた時にはもういつも起きている時間で目が覚め、ア〜、寝不足じゃァ〜。おまけに口内炎までできちゃって、口の中ボロボロやんけ!加えて、ア〜胃が痛い。身体もボロボロ。ダメだ、安静じゃ、寝よ。
夕方、絞り染め作家のコジョさんがやってきた‥ゆるくて楽な感じの人。毎年瀬戸の個展ではおみくじ猫をやっているのだが、会場が事務室っぽくていかん。そこで、今年はおみくじ第2段という事もあって、それに渾沌だし葬式だし、壁を絞り染めで埋めつくし雰囲気を変えることにしたのだ。なかなか絞り染めの世界も面白いもんで、発祥はインドで7世紀ぐらいに日本に伝わったらしい。マ〜きれい、サイケでシック、大地、アース、宇宙、うねうねしながらとんでゆくマンダラ模様。飾ってみないと解らんが、マ、何でも実験、挑戦‥


7月22日 (金)  [1282] 副作用

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 fine
なんか、歯が痛いからか、痛み止めと化膿止めを飲んでいるからか、マトモに志向が働かない。すぐに頭のてっぺんまで来ちゃっていらつく。痛み止めってのは痛みを止めるわけではなく、神経を麻痺させるもの。特に痛みの神経を麻痺させるものらしい。だから痛みが消えているわけではなく、神経がただバカになっているだけ。妙なものだ。なのに頭が痛い。痛みがバカなってるんだから頭痛なんかしないと思うのだが‥。薬の副作用かな?調べてみたら、らしき事書いてあった。それにしても、つまらん。ものがよく噛めないから食事がまずい、楽しくない。痛いから苛つくし、怒りチンボ。どんどん精神状態がまずくなる。作品に絵付けしてても感情が入らん、つまらん。
さっさと治らんかな、まったく。自然治癒力ってのが働く筈なんだがな。疲れがたまっているから、イマイチなんだろうね。
ハァ〜ア、つまらん。
コーへーでも飲むベ、と飲んだら、オカシイぞ、薬とイイ感じに混じって、どうもおかしいわ、あははは‥これじゃァ、ウツが薬飲んでるのと変わりないわ。ふん!こんなもの、世界が見えんではないか!ア〜、もわ〜〜


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