7月30日 (土)  [1290] 老人

20050730-1.jpg

 cloudy,rain later
術後も順調。腫れもおさまり、強く噛んでも平気。このように元気になると、痛くて痛くて死にそうで、このまま歯が抜け、入れ歯になって、どんどん衰え‥などと、暗く考えていた事が嘘のよう、アホのようだ。
昨日、歯医者さんとこの待ち合い室で待っていたら、ばあさんがやって来て入れ歯がかけたどうのこうの。受付の女の人に予約がいっぱいで今日はどうなるか?と言われ、ばあさん「何を言ってる、歯医者だろう?」受付の人は、はいはい、すぐに治療を受けたいですか?ならばお待ち下さい、と。電話もなしでやって来て、当然のように治してくれと言う。次にじいさんがやって来た。やはり予約も電話もない。「歯が痛い、すぐに済むからさっさと神経を抜いてくれ」だって。保険証は持ってますか?と聞かれ、確かあったはずだとあちこちズーッと探している。とりあえず治療しますので待っているようにとなった。この二人の老人を見てて思ったが、老人ってどれもこれもこんなふうに世の中大体で適当で堅い事言わない、儂は歯が痛いのだ、医者なら治せ、ってな具合に身勝手だっけ?これが老人パワーってやつかね?笑ってしまった。ワシもこんな老人になるのだろうか?なるんだろうな、たぶん。子供がどれもこれもたいした違いはないのだから、老人だってどれもこれもたいした違いはないだろう。なんか、ア〜アとため息が出るが、なぜか少し楽しみだ。なりたくもない目的でもないものになってしまうんだからね、おかしなものだ。そうなってないと思っていても、なっているわけだ。今はまだ違うと思っていても、もうかなりなもんかもよ、デャハハハ‥