7月28日 (木)  [1288] 無我の境地

20050728-1.jpg

 fine
昨日乾かしておいたデッキのよしずやテントを戻す。植木鉢に水をあげていると、つい目に入った草などをむしりたくなる。そのまま、目に入った草をむしりながらあちこちうろうろしてしまい、いつの間にか何時間も経ってしまう。この草むしりをしていて思ったのだが、草むしりしている間にいっぱい蚊に食われているのに、たいして気にならない。別にそれほど痒さを感じない。何もしないで、庭など見ていて蚊に刺されるとやけに痒いのに‥
草むしりというものは、地味で面倒な仕事で、どうでもいいッチャどうでもイイ。しかし、これを趣味にしている人もいるぐらいだから、なんか特別な何かなのだろう。庭はきれいになって居心地よくなる。蚊に刺されても気にならないという事は、もしかしたら他のどんなにひどい気にかかる何かがあっても、とんと気にならなくなってしまう無我の境地なのかもしれない。無我の境地とは難しい理論などではなく、どこか遠くに、もしくはこの世の果てに出かけなければ掴めないものではない。目の前の草むしりだ‥