もりわじん絵日記 2010. 3
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3月26日 (金)  [2980] 生きる

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 黒澤明の『生きる』を思い出す。あの映画の主人公の志村喬が好きで、大きな絵にした事がある。お役所仕事とやじられるような人間にはなってはいけない。オラだってあの「生きる」のような立派な人間になって命を全うしたい。んなことが脳裏を過る。
 結局、雪掻きしてくれるおじいちゃんにお金を払う制度があるらしく、それを使うことに。僕のような例が冬になると数件あるんだって。何のことはない、先に言ってよ。


3月25日 (木)  [2979] 役所

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 2月、役所に出かけた。若葉マークと枯れ葉マーク両方つけた軽トラを見かけた。芽が出たと思ったら枯れちゃったみたいな‥。建設課に向かい、家の前の細い道路から大通りまでの除雪をお願いする。近所のおじいちゃんにばかり頼ってられないからね。役所側は「この細い道路はカラーアスファルトといって除雪車では削ってしまうのでできない。歩道を除雪するロータリーという除雪車があるが、それも1メートル幅だけで雪を両脇に盛り上げてしまう。雪を粉砕して遠くに飛ばすものでないと溜まった雪を雪掻きするのは難しい。役所のやる雪掻きは通学路のためなので朝の一回やるだけ。その後に降った雪が積もれば車は通れない」と。


3月24日 (水)  [2978] スカスカ

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 ゆとりで思うのがスカスカ感。ここはド田舎、人口密度がスカスカ。フィンランドは日本人の好きな国だという。国土がちょうど日本と同じ。人口は二十分の一。密度はスカスカ。これが心地良いのかもしれない。日本のド田舎は、スカスカをメリットと考えようとはせずに、人口を増やそう、観光客を呼ぼうと考える。一度このスカスカ感を考察するべきだろうな。広い海、大空、どこまでも見渡せる眺め、独り占め、シーズンはずれの行楽地。スカスカ感を求める性質が人にはある筈だ。僕がここに家猫を建てたのは、そんなスカスカ感に少なからず共鳴したからだ。


3月23日 (火)  [2977] 猫共13

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 水槽の中に魚を100匹飼って、それで問題はないとする。そこに一匹加えたりするといじめが起こると聞いたことがある。これと同じで密度の問題なのかもしれない。自分は空間に余裕を感じる生活や仕事がしたいと思ってこのような家を設計し住んでいるわけだから、ここは空間に余裕がある。それ程大きいわけではないが、扉がないから普通の広さでもゆとりがあるのだ。それが猫にも感じるのだろう。


3月22日 (月)  [2976] 猫共12

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 ところで、ここ家猫ではモミジとアニニョンのいじめいじられがない。ポチ君とモミジもよく喧嘩していたがそれもない。マッピョはモミジをアニニョンの復讐のように怒っていた。これはたまに思い出したようにあるがそれ程でもない。とにかくみんな仲良しではないがそれぞれがそれぞれを満喫している。いい感じなのだ。


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