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| ボク |
【オレンジキャット族】orange cats ♂
西暦1957年 チベット・ギュトゥゴンバ生誕 |
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ボクは、両親に捨てられ、山に棲む妖怪に育てられた。
ある時、近くの山が火を噴き石を散らした。
この山の妖怪どもや山に住む生き物は、ボクひとりだけを残してすべて死んでしまった。
ボクは噴火のショックで記憶を失い言葉まで失ったが、山の噴火を予知することができるようになっていた。
その後、ボクはマソウに拾われ育てられた。
そんなところへ、旅をしているモモミが現れた。モモミはボクに惹かれ、一緒に暮らすことになった。
ふたりは長い間楽しく暮らし、子供もできた。
ある日のみんなが寝静まった夜中、ボクは自分を育ててくれた妖怪の夢を見た。
ボクは、朝、目をさますと山を眺めた。
近いうちに確かに噴火が起こる、そう感じた。
ボクとモモミは、村のものに噴火が来ることを伝えたが、なかなか信じてもらえず、何日も過ぎた。
ボクは必死に訴え続けた。
不思議なことに、噴火の前日、ボクの声が出た。
村のものは、喋るはずのないボクの声に奇跡を感じ、噴火が実際に来るのだと確信した。村のものは、急いで安全なところへ避難した。
次の日、とてつもない大きな噴火が起こった。
ところが、ボクとモモミは逃げ遅れたのか、山からは降りてこなかった。
その後、ボクとモモミを見たものは誰もいない。 |
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ボク |
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