もりわじん絵日記 2003. 7
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7月31日 (木)  [607] 雑巾がけ

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よし、晴れだ~
汗を流すぞ~
天気予報では1週間雨マークはない。
それでは、まずデッキの上の巨大テントをまるめていって2Fのベランダに束ねて針金で縛る。
よしずをはずし、デッキの上のプランターやテーブル・イス・棚・水鉢などを全部下ろす。
何もなくなったデッキの上を這いつくばるようにして雑巾がけをする。
これが結構疲れ汗が流れる‥ア~これ毎日やっても悪くないな。
広々綺麗になったデッキでゆっくり君がころころ転がっている。
さすが猫、解るんだね、ワシもやっぱり転がりたいものなぁ。
庭に出してあるデッキチェアや棚なども雑巾がけする。
これで全てに陽を当て完全に乾かし、明後日にでも防腐塗料を塗るつもり。
なんか、足止め食らっていたのが、やっと、一歩、踏み出した感じだ。
今まで雨降りで、ほんとにこのままカビて腐ってドロッと溶けそうだったもんな。
ア~汗をかいたあとの水風呂が、また実に心地いいこと‥流汗悟道ってか。
よし、デッキの上に塗る塗料を買いに行く。
店から出ようとしたら、ポタッ、ん?、雨?
え!そんなウソでしょ、パラパラパラ‥
まさか、1週間雨は無しでしょう、おイ、頼むよ。
ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
え"~そんなぁ~、デッキも、外に出したイスも棚もびしょぬれじゃん、ア~洗濯物も‥
あ"~大雨の中急いで帰る、着いた途端に雨は上がった。
なんもかんもびしょびしょ‥
夜は大雨がまた降ってきた。
なんちゅう天気予報じゃ。


7月30日 (水)  [606] 流汗悟道

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早いうちに目が覚め、それからまた寝てしまい、起きるのが遅くなってゆく。
この梅雨で朝の庭仕事がないから、どうも怠け者だ。
朝、怠けると、悪い事をしているような、とてもつまらん暗い気分になる。
早起きすると太陽の気を浴びすがすがしくなるから、遅いとそのすがすがしさを味わえない分、気が沈むのだろう。
この連日の雨降りで早起きしたとしてもすがすがしい眩しい朝日はないけどね‥
ほんに長い梅雨だのう~植物だって育ちが悪いし、物だってカビカビだし、人間だって同じ大気に包まれているわけで、肉体は鈍り、内臓は弛み、精神もスッキリしなくなってしまう。
確かに、この梅雨のせいもあろうが‥こんな文字をふと目にした。
『流汗悟道』
大体、くだくだ言ったり、気が沈んだり、人に当たったり、暗かったり、すがすがしくないのは、汗を流すような事をしていないから。
立派な事やろう、成功してやる、極めてやる、すごい事してやる、といくら頭で考えたり本読んだりしても、そもそもその頭は足りないから成功も極めてもすがすがしくもないわけで、足りない頭でいくら考えてもダメに決まっている。
また、足りない頭がいくらいろんな事知っても使い物にはならない。
旨いものいっぱい食ったら美しい体になるのではなく、無駄な脂肪が増えてデブになるのと同じ、却って動きが鈍くなる。
頭もいっぱい知識詰め込むと、却って頭が働かなくなる。
ア~自分はバカなんだとつくづく感じ劣等意識がつのるだけ。
劣等意識はますます知識を求める‥堂々巡り。
ところが、働いて汗を流せば、無駄な脂肪も取れ、肉体の各細胞が活性化し、しっかりした体になる、と同時に体の一部である頭の無駄もなくなる。
頭の無駄がなくなれば、スッキリして、成功も極みも手に入ったようなもの。
梅雨のせいにして、流汗悟道を忘れていたね。


7月29日 (火)  [605] 蔓もの

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祭りの疲れで‥といってもただの飲み食い騒ぎ疲れで、神輿を担いだわけではないけどね‥しっかり寝るつもりだったが、となりの猫とどっかの猫がうちの庭で喧嘩してるので、朝早く目が覚めてしまい、うつらうつらと浅い眠りで、イマイチスッキリしない。
霧雨が降っています。
‥キューイを玄関にもっていかねばならんなぁ~
蔓もずいぶん太くなって固い。
フジやブドウと比べても育ちがかなり早い。
こんなのがオスメスあってドンドン育ったら、塀が倒れてしまうだろう。
という事はやはりフジもいつかヤバくなるかな?
エスパリア仕立てとして塀にからめていこうと思っていたのだが‥去年塀を作ってくれたショウちゃんが「台風が来たら、塀倒れるといけないから、斜めにつっかえ棒をしようか?」などと言って、結局邪魔だし、大丈夫だろうと、やめたが‥
フジの蔓が太くなって、そこに台風が来た日にャ、たまったものでないだろう。
ン~、もっといい場所考えなくてはならんな~
昼から晴れてきたが、まだまだ、梅雨だって。
粘土いじりでもしようと思ったが、疲れが残っているのか、眠くてしょうがない。
変な汗かきながら2時間も寝る。
起きてから水を浴び粘土いじりをする。
ところでほんとにフジどうしよう?あ~しよう、こうしよう‥
ア~頭にこびりついて離れない‥


7月28日 (月)  [604] イゴォ-

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朝6時に起き、タハシねえちゃんを叩き蹴飛ばし、ハヨ、会社いけ!と起こす‥こんな時でないと、人を蹴飛ばすなんてなかなかできるものでない。
起きないので、ほれ!ともう一度蹴飛ばす、ガハハハ‥
それからまた寝る。
起きてから昨日の後かたづけ。
ブロックや石を洗い、網や鉄板をタワシで磨く。
風呂に入りスッキリし、穏やかな朝のコーヒーを飲む‥旨い。
お泊まりのお嬢さん若だんな方を車にのせ駅まで送って差し上げる。
「じぃや、毎日毎日、庭の手入れありがとうね」
「とんでもございません、お嬢様、また避暑においでくださいまし」
「それじゃ」
「お気を付けて、お嬢様(涙)」
なんてね‥さっさと、とっとと、帰りゃんせ。
わしはこれから粘土いじりじゃ。
ところで、イゴこっち、ワシらが祭りで浮かれてる間に、また器の猫をかじってしまった‥これで3つめ。
この土が好きなら器の縁とかもかじると思うのだが、なぜか中にいる猫だけかじる。
この猫に興味あるのだろうか?
出っ張っているからかじりたくなるのだろうか?
それにしてもよかったのは、かじられた猫を削り取れば器はまだ大丈夫という事だ。
どっか届かない所に置かないとね。
まさか大人になってもかじるんじゃないだろうな‥
まったく‥しかし、3つもかじって、無駄骨じゃん‥こら、イゴォ-


7月27日 (日)  [603] ハレとケ

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ア~二日酔いだ~
今日が祭り本番で、朝早くから、花の咲かない花火がドンドン、それに起こされ、もう眠れない。
花火をあげる所がすぐ近くで、ものすごい音がする。
頭がグラングランする。
風呂入って、ガンガンダラダラ汗流す。
ややスッキリしたが、調子は出ない。
昨日の絵日記に書いた通り、頭が働かないので、絵日記も『おぇ』で締めくくってしまう。
昼頃から陽が照ってきて、最高の祭り日和になる‥が、体は気持ち悪い。
夜になり、気分も少しよくなり、山車を見に行く。
どっからこんなに大勢の人が集まって来たのだろうというぐらい賑やか。
山車のキツネはスターでかっこ良く、小太鼓の女の人の笑顔とその楽しみ様には感動してしまった。
ほんとに美しい。
見てて惚れ惚れ、いっしょにいたイイ君は小太鼓の子と結婚したいと言い出し、ペチ子ちゃんはキツネの魅力で頬が紅潮し目もポーッとし両手をあわせ握りしめ腰をうねらせている‥彼女は半年程前離婚したばっかり。
ところで、ほんとにこの小太鼓の子、美しいわ。
これで、祭りが終わり、すべては日常に戻る。
小太鼓の子が道を歩いていたのを見ても、僕は気付くだろうか?
これをハレとケと云うのだろう。
祭りとは誰もを綺麗にする‥
山車も終わり家に帰ったら、庭の真上に花火が上がった。


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