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セラミックアート招き猫展
1997年にスタート、瀬戸の「来る福招き猫まつり」で毎年実施。今年で8回目となります。

▼料理研究家・小林カツ代さんの「タイヤキ招き猫」2003年セラミックアート招き猫展
 瀬戸の優れた製陶技術を駆使して、さまざまなジャンルで活躍中のアーティストにオリジナル招き猫を創作してもらう「セラミックアート招き猫展」。2003年は、気合いで作る美味しい家庭料理の達人、料理研究家・小林カツ代さんにお願いしました。
 「料理研究家と招き猫?」と不思議に思われるかも知れませんね。実は、小林さんは大の動物好きで「愛しのチー公へ」という愛猫や動物たちにまつわるエッセイ集も出されています。食べることを中心に、日々の生活を大切にされている小林さんならではの楽しい招き猫ができるのではないかと考えたのです。
 小林さんがデザインしてくださったのは、ご本人がモデルらしく、眼鏡をかけてワンショルダーのエプロンを着用、手には大きなタイヤキを掲げているというユーモラスな作品です。「手に何を持たせるか、フライパンと迷ったんだけどタイヤキにしました」
 縁起物の鯛がタイヤキになるあたり、小林さんの気取らないお人柄が伝わってきます。「食べる幸せ」「健康」「元気」・・・・いろんな福を招いてくれそうな、ハッピーな招き猫が誕生しました。
 毎年9月29日を「来る福招き猫の日」として、招き猫の産地である愛知県瀬戸市等でさまざまな記念イベントをおこなっています。
その企画の一つに「セラミックアート展」があります。これは瀬戸の伝統的な製陶技術とアーティストの感性を結びつけて新しい魅力ある招き猫を創造しよう、という試みです。原則として陶芸以外のジャンルで活動されている方を対象に、素材・造形・絵付けなど作陶の各工程を瀬戸のメーカー「中外陶園」が全面的にバックアップしておこないます。
 これまでに特別参加の横尾忠則さん、漫画家ますむらひろしさんをはじめ、多くの現代作家の方が大変ユニークな招き猫を創りだされてきました。
●2004セラミックアート展では、作詞家・音楽評論家の湯川れい子さんの招き猫作品を制作発表予定です。どうぞお楽しみに!

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