もりわじん絵日記 2008. 5
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5月31日 (土)  [2311] 建築15

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かといって、つまらん何でもないような格好わるい家や汚い雑で汚れた下品なものが好みではない。
また、エコだエコだと主張している建物には面白みや美しさがかける。
田舎風やロッジ風、サンタフェ風、西欧風、アジアン風など、なんとか風は行過ぎてしまうと民族衣装を着て過ごさなきゃならなくなる感じだ。
創造が足りんのう。
モダンもなんとか風も表層だけのおしゃれに過ぎない。
双方とも真の透明の両側だね。
大切なのは宮沢賢治の詩にあるようなどっちにも転ばない「透明な軌道」と思う。



5月30日 (金)  [2310] 建築14

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作らないように自然にシンプル化されているのだが、それが却って不自然になっている。
本末顛倒。
反対に装飾ばっかりやファッション的なものは自然のまがい物だね。
透明になろうとしてガラス建築が多いが、これも本末顛倒だね。
透明とは無垢の事で、いわゆる無邪気で自然体の赤子のようなもの。
だったら森の中こそ透明でしょう。



5月29日 (木)  [2309] 建築13

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朽ちてゆく美しさを否定している。
人は年取ってはいけないような感じ。
デタラメがない、適当がない、侘び寂びがない、ざぐりがない。
いわゆる、本当の意味での自然がない。
つめたく生命を停止させてる。
作られた感じなんだな。
冷たいもの作るんじゃなく、よくよく冷めて眺めてみようぜ。



5月28日 (水)  [2308] 建築12

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おしゃれモダンな住居に住む人はいつも正装していなければならないような堅苦しい感じだ。
なんで家にいるのに緊張しなくっちゃならんのだ。
どっかのこれぞとばかりに作ったような高級な旅館やホテルにいるような。
こういう雑誌に出ている家も人も生活感を排除し、私はハイソみたいな雰囲気を醸し出そうとしている。
人々の憧れがこういう建築を多くしたんだろうね。
似合わないのに。
フランク・ロイド・ライトの落水荘の表面だけ真似してもしょうがないだろう。
本当の透明や本当の居心地の表面だけをなぞっているに過ぎない。
キンタマ出して屁こいてだらだら猫のようにできないではないか!ニャー!



5月27日 (火)  [2307] 建築11

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面白い建築家を捜していたのだが、どうもいまいちピンとこない。
住宅向けは面白くないのがほとんど。
建築ってこんなに面白くなかったっけ?
おしゃれな建築家はいるのだが、ほとんどがモダン志向。
工業化、大量生産。



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