もりわじん絵日記 2006. 3
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3月31日 (金)  [1534] 『言葉で本当の事は言えない』28

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『言葉で本当の事は言えない』28
昨日の続きでお金について。
お金は数字でできているからかなり明確だ。身体も脳も曖昧にできているものだから明確を求める。けどやはり本質は曖昧なのだ。曖昧にできているのが自由広大で、明確が不自由狭小だったよね。だから明確そのもののお金は曖昧そのものの幸せや自由広大とは縁遠いものなのさ。



3月30日 (木)  [1533] 『言葉で本当の事は言えない』27

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『言葉で本当の事は言えない』27
言葉は本当の事言わないし、一体何が本当なのだろう?一体何にすがったらいいんだろう?と、そこで出てきたのが物、お金だね。これはかなりの曲者。お金は、きちんと仕事ができてある程度あればいい。なのに、なぜかお金に精神がぶるんぶるんに左右されちゃう。「お金=大安心」は本当の事じゃないんだよね。お金にすがれば大安心があるという思考、言葉だからね。言葉で本当の事は言えないのに‥。お金ってなくっちゃ不安だしあり過ぎたら人間不信になって疑心暗鬼の心配だ。ほとんどの人がお金にまつわる言葉に操られたり騙されたりしてる。事件や犯罪までおこっちゃうしね。大安心どころか反って大不安じゃないの?‥


3月29日 (水)  [1532] 『言葉で本当の事は言えない』26

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『言葉で本当の事は言えない』26
善人などは言葉でコロっと騙されちゃって酷い目に遇い大人や友達や政府に泣きついても、だれも個人などに興味がない。政治家というものは国益の為のもので個人の為は二の次三の次、最後の方かな。自己責任だなどと言われ、もう誰も信じられなくなっちゃう。この社会は人道的におかしいことが当り前のように溢れている。犯罪での理不尽な判決や、大きいのでは戦争殺人。もう出鱈目が罷り通っている。国は国の利益が最優先だからね。
ところで国ってなんだろう?地面や海に隣の国との線が引いてあるわけじゃなし、イメージだよね。人間の頭で考えたもの。つまり思考、言葉によってできたものだ。言葉は本当の事を言えない、のに国に個人は左右される‥


3月28日 (火)  [1531] 『言葉で本当の事は言えない』25

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『言葉で本当の事は言えない』25
じゃあー、いったい何を信じたらいいの?
人は不安や心配があるからね。何かにすがりたいわけです。しかし、大抵のすがるべきものが言葉によるもの。一時はいいが、言葉はコロコロ変わる。全ては諸行無常で変わってゆくのだが、言葉は諸行無常というなだらかなものではなく、あれは嘘だった間違っていたと文句いいながらコロコロ変わる。変な無常なのだ。だから言葉や思考は年と共に疑わしくなってきちゃう。他人の言葉だけでなく、自分の言葉にもね‥


3月27日 (月)  [1530] 『言葉で本当の事は言えない』24

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『言葉で本当の事は言えない』24
人は確かにどこかに向かっているんだろう。向いながら明確な目的なり方向なりを求めている。曖昧が本質なのに明確を求めている。そこでいかにも正しいような明確そうな適当な言葉に乗せられてしまいがち。もともとが曖昧だから明確と言うエサにつられるんだろうね。でも、目の前の事をちゃんと観察して「オ!なんだ、これエサじゃん。危うくつられるとこだったわ。まったくこれだから社会は気を許せない」と気付いて歩んでゆく。身体にとってゴールの無いウォーキングが必要なように、精神にも明確なゴールの無いウォーキングが必要大切なのだろう‥楽しく、たまに道草もしながらね。


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